年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

東京新聞2023年6月25日の墓じまい記事で

2023年06月27日 | 宅老のグチ
都電荒川線で訪問した雑司ヶ谷霊園・島村抱月墓地の墓じまいの記事があった。この記事と同じような消えた谷中霊園の墓(関藤藤陰)を知っている。この記事が墓じまいを詳細に書いてあって、島村抱月の墓が手入れされず荒れている様子が見える。
 少子高齢化の別の世界が明らかになった。遺族の住まない地域にある墓は荒れる。その事象をどう判断するか子孫の意思で決まる。もう大正時代は大昔となりつつあることを知る。今の高齢者は子孫に負担のある不動産(地方の実家)の処分から始まり、墓参りできない墓、荒れ放題の墓に想いを寄せ、子孫の負担になりそうな家財道具のように墓を見るようになったのだろうか。檀家制度が都市へ行った人の負担と感じる。日本人の子供が77万人しか生まれないという記事の中で今毎年150万人ほど死者が今後50年程続くという。移民が無ければ地方の県の人口が毎年消えるということになる。
 谷中墓地を歩くと、明治の昔に活躍した人の強大な墓を見るとどう維持しているのだろうか。維持は意地なのだろうか。
コメント
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