沖縄本土の組織抵抗が終わった前日に叔父の沖縄特攻の気持ち整理が昨日終わった。台湾での特攻出撃前の宴会が花蓮港の陸軍基地付近の新川酒店で開催され宴会の記念写真が父の写真帳に残っていた。長い間不思議な集合写真の意味がようやく解明され、本になった。記録が消えた叔父の軌跡がこれで一段落となった。
台湾の八塊陸軍飛行場から32名の特攻兵士が沖縄に向けて飛びたった。
叔父たちの名前は知覧に記録があるが出撃が台湾であることを知られていない。この最後の晩餐と言うべき記念写真はいずれ特攻慰霊会館に寄贈しようと思う。前列の隊員は厳しい表情で後列の隊員はふざけている姿が見える。多分湿っぽい雰囲気を吹き飛ばそうとしているように見える。
叔父たちの台湾組と知覧からの出撃組との共同作戦で5隻の米軍艦船が破壊された。
アマゾンの日本のサイトで検索すると3年前は900円もしないで売られていて、1ドルが150円近くなると高くなった。
The Death of the 808: The True Story of Lst 808 ペーパーバック – 2018/2/7
英語版 William R. Bell (著
ペーパーバック
¥2,735
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The drama and history of LST 808 as she made her way though the south pacific toward her demise during the battle for Okinawa. Possible the only ship in the fleet to be sunk twice by the Japanese.
この本には5月20日に特攻され伊江島海岸に炎上している写真がある。LST808は硫黄島上陸作戦に参加し、沖縄戦の伊江島で大破し、そのままくず鉄となった。ネットでもアメリカのLST808の戦友会活動が見えて、大方60年後に活動が休止した様だ。60年は節目であることを日米共通と思う。