『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「あさましい文化」

2006年12月29日 | Weblog
今年は海外で一ヵ月半も生活して、文化ってものを考えることが多くなった。
サッカーが生活の一部になっているサッカー文化。
他人に優しくて、不器用と思うほどジェントルな国、イギリス。

日本の良さも、凄く解かって日本人であることの誇り。
生きてゆくのに大切なものが何かって事を凄く考えた。

最近、日本はやっぱり悪い文化に染まっているように感じる。
特にお金に関することが一番感じるかな?

役人や議員といわれる公僕が、市民から預かった税金を
私欲のために使う。
海外でもあるのだろうけど、今や日本は公僕による税金の食いつぶしが
当たり前のように行われている。

東京23区の議員が飲食費や自分の家のリフォーム、自家用車など
に、権利みたいな大きな顔をして税金を食いつぶしている。
こういった人間は、お金に対して凄く汚く感じる。
僕は、お金が要らないとは思わないが、楽をして金を儲けて
他人より良い物を持つことには、幸福感を見出せない。

自分が胸を張ってもらえるお金以外には興味が無い。
金のために卑しい行為をするなんて、絶対に嫌だ。

でも、日本人はそういう人が多い気がする。
金のためなら何でもやってしまう。儲けたものが勝ち組みたいな・・・・
議員や公務員の不正や、他人の金(税金)を食い物にする行為には
恥ずかしいとしか、コメントできない。語る価値も無い。

そんな中で、ちょっと残念なニュースが一つあった。
日本テレビとフジテレビの一件である。
テレビ界のことは良く知らないが、いわゆる暗黙のルールで
映画の公開後、一年はテレビ放映しないというもの。
日本テレビがこれを破って、大儲けした。

フジテレビが抗議したけど、ルールが明文化されていないので
やったもの勝ち。法的にもなんら問題はない。
フジテレビも先行き、自分たちがやったかも知れないし・・・・

世の中には暗黙のルールという、大人社会がある。
イギリスでキューと呼ばれる一列に並ぶ文化。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/england/e-q.htm
これだって、暗黙のルール。
誰かが破ると、白い目で見られる。店によってはそういったルールが
破りにくいように、列に割り込めないようにレジが出来ていたり・・・・

ルールなんて面倒なものは、本当は要らないのだ。
たとえばバンド仲間と、いちいちルールを決めたら長続きしない。
だから殆どの面で、お互いに暗黙の了解をする。

サッカーだって、紳士的にやればルールは手を使わないっていう
ルールだけで良い筈。
ところが敵の前で待ち伏せして、点を取ることだけで
試合をするチームが出てくる。
これでは本来のボールゲームの楽しみが損なわれるので
オフサイドと云うルールが出来た。
今や、敵の攻撃を止めるために反則したり、反則を取るためのプレイが横行する。
サッカーと云うスポーツを楽しむ、という本質からどんどん離れてゆく。

日本テレビの行為は、ビデオの登場で客足が遠のいた映画業界の
苦労などお構いなしで、金のために仲間の信頼を捨てた気がする。
これって、日本の文化じゃない。アメリカあたりの悪い文化です。
金儲けのために、ポリシーやプライド更に信頼や信用を捨ててしまう。

最近は金欲しさに上手い話に騙される人が多く、被害者が訴える。
僕は自業自得だと、全く同情しない。
でも、日本テレビの裏切り行為はのちのち自分の首を絞める気がする。
映画という文化より、映画で一儲け・・・・・・
良いかも知れないけど、志は感じないよね。そんなものに興味は湧きません。

日本ってこんな国じゃないはずだって、僕は信じています。
だって、僕の友人にはそういったはしたない、浅ましい人は居ないから。

だらだらと、まとまりの無い日記になってしもうた・・・・。
コメント
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