『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「トーストのこだわり」

2006年12月25日 | Weblog
今日から1週間で一年が終わる。
この一年は、色々なことがあって僕は刺激を受け続けた。
Mixiの日記を書くことで、些細なことでも何かを考えるようにも
なって、人間的に凄く変わった気がします。

そんなわけでこの1週間は、音楽、スポーツ、演劇、文化など
それと日記に書かなかったくだらないことなど
ジャンル分けして書いてみようと思っています。

第一弾は「トーストのこだわり」

10月から1ヶ月半のイギリス出張で体重6kg、ウェスト15cmも
大きくしてくれたイギリスの食べ物。
一番の原因は、大好物のパンとバターでしょう。

この間、矢沢永吉のコンサートへご一緒させて頂いた、マイミクの
コム@LDNさんと、イギリスのパンの話で盛り上がった。
イギリスへ行って、朝食で出てくるトーストがお洒落なスタンドに
乗って運ばれてくる。これはパンがカリッと程よい固さを保つためのもの。
トーストはお皿に乗せた途端に、自らの水蒸気でしっとりしてしまう。

僕は日本のパンで美味しいと思ったパンは殆ど無い。
と云うのは、日本のパンはモチモチしているから。
日本人はそういった食感が好きなのか?殆どのパンが柔らかい。
一斤を4枚スライスにしたり、6枚スライスにしたりするのは
こういったしっとり感が好まれるからでしょう。

ところが僕はカリッとしていないトーストは嫌い。
したがって買うのは必ず8枚スライス。
幸い、長い時間をかけて自宅の近くに僕好みのパンを売っている
パン屋さんを見つけて、毎週3、4斤の8枚スライスを
買い込んで冷凍している。
このお店のパンは、生地の小麦粉が違う感じがする。
塩加減かな?フランスパンを焼いたような香ばしいパンを作る。
お店を教えると、売り切れちゃうので秘密ですけど・・・・・

トースターでもオーブントースターで焼いたパンは美味しくない。
トースターは2列で上に水蒸気が逃げるものが基本。

カリカリのトーストに塩味があるバターを塗って食べる・・・・
これがイングリッシュブレークファーストでは必要不可欠なのです。
この話を聞いて、イギリス人の旦那様を持つコムさんが驚いていた。
何でも、僕と同じ事を旦那様が言うそうで、日本のトーストは
美味しくないと話しているらしい。
僕が、イギリス人と同じパンに関するこだわりを持っている事も
驚きだったみたいだけど、僕は本格派トースト評論家になった気分。

僕と旦那様の共通意見は、口の中でとろけるパンは上手くない。
つまり噛んでいるうちに、お粥になっちゃう日本のパンはNG。
よく変態扱いされるのだけれど、パンって喉を通過するときに
水分を全部持って行かれるような感触が大切と云うこと、

トーストはカリカリのもので、バターを塗っても
べったりしないように焼くこと、そのためには焼きあがったトーストを
立てておくトーストスタンドが大切なアイテムになる。

実はイギリスから帰国する際に、食器屋さんを回ったのだけれど
泊まったホテルで見たような銀製のお洒落なものが無かった。
帰国してインターネットで調べても、日本では作っている形跡が無い。
見ると必ず1脚1万円以上する銀製のもので、その殆どがアンティーク。
1920年代から50年代くらいのものが多い。それも殆どが即完売。
僕のような人が意外に多いのかも知れない・・・・・。

笑ったのは、僕の嫁さんもいつの間にか僕と同じ好みになっている事。
トーストスタンドではないけど、昔はトースターに針金で作られた
スタンドになるような蓋がついていたのだけれど、最近は全く見なくなった。
あれ、便利だったんだけどなぁ・・・・

今年、一番印象的だった食べ物の話でした。
コメント
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