『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

人間は年齢の速度で生きている

2009年07月01日 | Weblog
もう7月。半年過ぎて、後半開始なんだよね。
正月から芝居の稽古で、ずっと過ごしていたけれど、それが終わって
既に2ヶ月が経とうとしている。
本当に毎日が、あっという間に終わってしまうように感じるのは
歳をとった証拠なのかも知れない。

昔、「人間は年齢の速度で生きている」という言葉を聞いたことがある。
幼児の頃は、時速2~3Km/hだとすると、高校生は17~18 Km/h、
さしずめ今の僕は時速50 Km/h以上の速度で走っていると言うところかな?

車の運転も、時速60 Km/hを越えたあたりから、速度の感覚が出てきて
高速道路で100 Km/h以上の速度で走っている時が一番爽快感がある。
ところが、その速度でずっと走り続けると、ある時に急激に疲れが出る。

人生で一番快適速度だと感じる年齢は、30代後半から40代かな?
10代は確かに光輝いていた。その頃は、一日が長く学校へ行った後に
遊んで帰って、勉強やレポートを書いたり、休日ともなればサッカーの試合。
バンドの練習もやったし、麻雀三昧の一日なんていうのも有った気がする。
でも、20代になるとそれに「お金」という武器が加わり、遊びの質も変った。

30代になって、周りから大人扱いされ30代後半からは責任も持たされた。
それが40代になると完全に任され、色々とやることが増える。
それをこなして進んでゆく40代っていう時期は、
いわゆる人生のピークなのかも知れない。

でも、実際には速度が上がっているんじゃなくこなせる仕事などが増えているだけ。
車で言えば、何も無いところを走っていても景色が変らないために、
速度を感じないけれど、街中ではビルなどの建物がゴチャゴチャしていて
窓の外の景色が目まぐるしく変るから、同じ速度でもスピード感が増すのと似ている。
田舎暮らしが、凄くのんびりと出来て、何処か人間的に感じるのは、
そういった人生の速度感なんじゃないのかな?
僕はそんな風に、人生のスピードを捉えています。

それにしても、ここ数年は時間が経つのが早い。
そんなに都会に迷い込まなくてもいいのにね。
いや、都会でのんびりやればいいのかも知れない。
休日の時間をむさぼるように、サッカーをやったり芝居、音楽といった
遊びに費やしているのは、充実感の裏腹に何か見落としている気もする。

今年も後半開始・・・なんか、妙に考えてしまったのでした。
コメント
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