『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

触覚

2009年07月19日 | Weblog
アリストテレスの分類による5種類、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
この中で視覚、聴覚、嗅覚と云うのは、そのものに直接触らずとも
感じることが出来る感覚。視覚などは、距離が無ければ成り立たない気がする。
たまたまNHKの番組で、そんな話をしているのを観て、妙に頷いてしまった。

僕が大事にしているのは触覚。
何でも触るというより、触れてみる。仕事においても遊びに於いても
とにかくやってみる、体験してみる、試してみるというところですかね。

特に仕事に関しては、触覚は大事だと思っている。
本などで得た知識も大事だけれど、肌で感じたものと比べると
得るものも理解度も格段に違いが出る。

それと触覚と言うのは能動性が重要。
視覚、聴覚、嗅覚は、望まなくても目に入ってきたり、聞こえてきたり
臭いが漂ったりで、受動的な部分も多々有る。

ところが触覚に関しては、満員電車の中で他人に触れるなどの
特別な部分を除けば、殆ど自ら触れに行かないと成り立たない。
そして触覚に伴って他の五感が生きて来る気がする。

鉛筆を削る話が面白い。
鉛筆削りで、ゴリゴリとした感触が鉛筆を削っているという感覚を与え
その時の音がまた削れている安心感を与える。
音も感触も無く、ただ先が尖った鉛筆を作れるとしたら、
それはそれで良いのかも知れないけど、削っているという快感や
削ったや達成感は得られない。
音だけしたら、ただの不快な音になるっていう話。

触れることで安心感や快感を得るって、男女の仲も同じかな?
そんなわけで、自分の人生って何でもトライしてきたなぁ・・・・
なんて、ちょっと考えちゃったり。

仕事もプレッシャーを受けることを自ら好んで、それを能動的に
コントロールしながらやってきている気がする。
能動的に仕事をやるからこそ、そのプレッシャーを乗り越えた時に
快感に変るって言うのかな?
与えられた仕事を受動的にこなすだけじゃ、達成感やそういった快感は得られない。
やっぱり、基本的にMなんでしょうかねぇ・・・?

仕事において、知識だけで経験も無い人間に判った様なことを言われると
カチンと来るのは、きっとそのせいなんだろうな・・・・
コメント
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