『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『いい人』・・・・の定義

2011年07月24日 | Weblog

今月、豪州から姪が遊びに来てるんだけど、
姉貴から空き家になってる実家で滞在させて欲しいって
メールが来て、僕は即答を避けた。

理由はいくつか有るんだけど、ひとつは実家の建て替えのために
私道を整備するので、急遽工事が始まるかと思ったから。
結局、僕の思い過ごしで手続きを完了するのに一月かかるのが
解ったのが、先月の末。それで使ってもいいよって連絡したけど
すでにウィークリーマンションを借りたからいいって・・・・
最初に『この先の予定が解らないから、他の方法も考えて』
と言った結果なのかもしれないけれど・・・・・

で、姉貴からすれば最初のコンタクトで『いいよ』って
返事がくるものだと思っていたみたい。
でも、それ以外に、人が住んでいない家の汚れ方が激しいのと
虫が家の中にどんどん入ってくる状態で、いきなり使えないって
思って、貸すのを渋った部分もあったのです。

姉貴は『意地悪な対応』と言い、姪も同様にがっかりしたみたい。
しまいには『あの家は、ついこの間まで皆の家だった』
なんて事を言われて、ちょっと僕もカチンと来た。
実家は親父が亡くなったときに僕が引き継ぎ、お袋が住んでいたけれど
実際にはお袋の土地に建っている僕の家だったわけです。

それで、ずっと思っていたのが『良い人』
ってどういう人の事なんだろうって・・・・

僕も含めて、自分にとって良い人って言うのは、結局のところ
『自分にとって都合の良い人』だったり、
『自分の期待に応えてくれる人』立ったりするわけです。
そうじゃない人は、『気の利かない奴』だったり
『意地悪な人』や『気が合わない人』になったりする。

『自分にとって都合の良い人』は、頼んだことを断らない人。
もしくは自分が要求していることを快く引き受けてくれる人。
そうじゃない人は、『けち』だったりするわけです。

姉貴にとって、僕の対応は凄く冷たい気持ちのこもっていない返事・・・
ってメールに書かれていたんだけど、それだって兄弟だから
『自分の期待に応えてくれる』って甘えがどこかにある。
そのくせ、こちらの状況を知らないから
『手を煩わすことはしないから、貸してくれれば迷惑はかけない』
などと言ってくる。

兄弟だから、それは出来る限りのことはしてあげようと思う。
だけど、今回のように姪が来るとなると、最低限の掃除をしたり
布団や風呂などを使えるようにしてあげなくちゃいけないって
そういったことをしている時間が無かったりすると
汚い埃だらけの家を貸してやるのも、可哀想かなって思ったり・・・・

まぁ、実際に実家を見て姪はどう思ったかは知らないけど
少なくとも僕は『良い叔父さん』では無かったんじゃないかな?
姉貴が海外に住むようになって、色々な意味で
『外人』になりつつあるって感じているのです。

考え方がいつも自分の都合優先で、相手の立場なんて気にしない。
日本人の奥ゆかしさは、相手の立場を思いやってものを考えるところ・・・
そう思っているから『外人』化している姉貴に違和感を覚える。
兄弟だから、そういった事とも付き合わないといけないのです。
これが赤の他人なら、付き合わなければいいんだからね・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする