『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「ヘッドホン難聴」

2012年02月08日 | Weblog

専門医に聞く。急増中の「ヘッドホン難聴」を防ぐには?
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/02/post_1454.html

何年か前に、この「ヘッドホン難聴」について書いたことがある。
実は、僕自身がそうなりそうだった。

若い頃に『初代・ウォークマン』が世の中に登場して以来、
老若男女を問わず、ヘッドホンやステレオイヤホンを着けて
音楽を楽しんでいる人が街中や、通勤電車などで大勢見かける。

時代の流れっていうのかな?
今や50代、60代の中年や初老の人たちも、周りに憚ることなく
携帯電話で電話したり、メールをしながら歩いたり、
i-Podで音楽を聴くのなんかは、普通に見かけるようになった。

僕も若いころはウォークマンを持って、ヘッドホンをしながら
歩くのが格好良く思っていたから、否定はしません。

でも、ある日ギターのチューニングが上手く出来なくなって
おかしいな…と思いながら、チューニングメーターに頼るようになった。
聞こえる音の感じが違うって言うのか?
とにかく聞こえ方が変わったので、おかしいなと思ったんです。

で、耳がおかしいのかも知れないと、ヘッドホンやイヤホンの使用を極力止めた。
家ではステレオで音楽やラジオを聴く。
外ではヘッドホンをしながら歩かない。
これを続けたら、また前のように聞こえるようになったんです。

今考えてみたら、ギターの倍音やその上の高調波は聞こえなかったんじゃないかな?
CDが出てきた時に、今までのアナログと何か違う感じがした、
あの感じに似ていました。
何かが、足りない感じっていうのかな?
分解能じゃなく、ダイナミックレンジって言うんだろうか?
アコースティックの楽器が、心地良いのもそのあたりが絡むのかも知れません。

人間の耳っていうのは、大きな音に対してフィルターをかけたり
ダンパー(緩衝)をかけたりして、耳の機能を守っている。
同じ大音量でも、スピーカーから出る音は耳の鼓膜まで届く
音の振動(波)は耳の中に届くまでの距離があるから、
実際に同じように聞こえて居ても、耳に入った時点でマイルドになっている。

ところがイヤホンやヘッドホンは、音源と耳の距離が近いので
フィルタやダンバーをかけきれずに、耳に入っているから
小さなダメージを耳に与え続けていることになる。

労働基準の環境は85ホンだったかな?
これはヘッドホンをしていても、周りの音が聞こえる音量です。
これくらいの音量で聞かないと、耳は難聴になるのです。

視力は最近回復させる医術が出回っているけど、それでも100%じゃない。
聴力はそういう治療が利かないから、難聴になったら元に戻りません。
大音量で音楽を聞いているあなた・・・・
耳が壊れたら、音楽を楽しめなくなりまっせ…

コメント
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