今日は劇団に一緒に加入した若手の俳優、山中真吾君が
彼が卒業した芸術学院の卒業公演にゲスト出演するので
会社が終わってから、急いで出かけて観てきました。
プロデュースするのは、芸術学院で講師を務める堀米聡さん。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、かの劇団四季に所属し
「コーラスライン」ではマーク役を演じていた方です。
そして、僕らの劇団の演技指導をして下さっている先生でもあります。
山中君はそんな関係で、座長が堀米先生に頼んで若い役者の卵を
うちの劇団に貸して欲しいと言うのがきっかけ。
同時期に加入した彼は、僕なんかに比べたら若いし、ダンスも上手い。
堀米先生の秘蔵っ子だけに、先生の指導も一段と厳しい。
でも、卒業公演にゲストとして引っ張られるんだから大したものです。
山中君もいまや、宝田明の『ミュージカル座』や、いずみたくが作った
劇団『フォーリーズ』の芝居にオーディションで受かって
出演ししている、れっきとしたプロの俳優さんです。
で、今回の卒業公演も僕が観に行くのは3回目。
去年までは『グリース』だったんだけど、今回は違う芝居。
題名は『Dear EDWINA』という、堀米先生の翻訳・演出で
台詞より唄の方が多いミュージカルらしい芝居でした。
主役の女の子の唄は、声が素晴らしかった。
もう少し歌詞が聞き取れたら、100点満点だったのに・・・・
目立たないけど僕が気に入った子も居ました。
ダンスの姿勢がいいから、なんか目立つって言うのかな?
肝心の山中君は、やっぱり学生さんとは明らかに違った。
まさにプロとアマチュアの差がはっきりしていたかな?
そんな成長が見えて、なんか嬉しかった。
公演後に彼に会いに行ったら、劇団の若手の女の子
智子さんとアカリちゃんが居たので、山中君も誘って
夕食をご馳走してあげることにした。
後から山中君も合流するとの事で鳥の手羽先で有名な
『鳥善』で鍋料理とか見繕って注文した。
あいにく僕はダイエット中なので、野菜中心。
でもみんなは、お腹が一杯になったらしく良かった。
外へ出てみると、大粒の雪が舞っている。
山中君と智子ちゃんは一緒に帰って、僕はアカリちゃんと一緒。
明日の稽古の話をして、新宿で別れた。
芝居の稽古も、最近は彼女たちの指導方法も変わってきた。
大人に対する態度っていうのかな?
ストレートな言い方をすれば、和らかくなったっていうのかな?
気がついたら、彼女たちも女の子から女性に変わっていた。