『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

ギスギスした人間関係から『仲間』へ

2013年06月21日 | Weblog

何気なくテレビを見ていたら、お笑い芸人の土田晃之(てるゆき)が出ている
トーク番組をやっていて、なるほどと思うような面白い話が有った。

☆ウィキペディア:土田晃之(てるゆき)
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E7%94%B0%E6%99%83%E4%B9%8B

彼の話は、お笑い芸人同士がかつては足を引っ張りあって居た
ライバルと言うよりは敵だったのに、年齢を重ねて行くうちに、
いつの間にか皆が助け合って共存する仲間に変わっていたという話。

若い頃は、お互いに自分が目立ちたい。
だから、他人の欠点やミスをいちいちチェックして、
誰かが、テレビに出た時には失敗するのを喜んだり待って居たり
いわゆる、足の引っ張り合いをしているネガティブで、ギスギスした人間関係だったらしい。

当然、そうなると仲の良い仲間とそうでない仲間が現れるのだが、
面白いのは、仲間の足を引っ張るような嫌な奴は、当然のように仲間が少なく
いつしか自然と消えて行ったらしい。そして、そうやって歳を重ねて行くうちに、
ギスギスした人間関係が、お互いにリスペクトしあった本当の『仲間』になっていたという話。
何だか、良い話だなぁって感じながら番組を観ていた。

で、自分の事を思い浮かべると、違いはあれ似たような事があるものだと・・・・

僕にもかつて、犬猿の仲になっていた男が居た。
その男との間では、足を引っ張り合ったりするような事はしないけれど、
どこかで『あの野郎』と、お互いに思って居た。
席が前後で有ったにも関わらず、仕事の話は当時導入されたメールでのやり取りのみ。
お互いに陰険で、とにかく相手に隙を見せないようにしっかり仕事をした。
土田晃之ではないが、まさにギスギスした嫌な関係だった。

それがいつの日か、そう云ったお互いの切磋琢磨が良い方向へ働いて
装置の性能がどんどん良くなっていった。
僕は素直に相手のお陰だと思っていたが、それもお互いに同じだった。

それ以来、判らない事は腹を割って相談し、リスペクトし合う間柄。
今では、お互いの弟子を交えて、定期的に集まって飲むようになった。
お笑い芸人仲間同様、今では一番信頼できる、尊敬する『仲間』である。

自分が気に入らないと思うと、相手もそう感じてしまう。
相手の事を言う前に、まず自分を見つめ直して・・・・と言う事も、覚えたかな?
でも、それが出来るのはギスギスした関係を経ないと駄目なのかも?
最初から『お友達』で居ようとする今の若い人とはちょっと違う気がする。
コメント
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