今日は映画の試写会へ出かけてきました。
通信販売のディノスで、映画の試写会を応募していたので
何の気無しでエントリーしたら当選したのです。
映画は「インポッシブル」
2004年に起きた、スマトラ沖の地震で発生した大津波に巻き込まれて、
家族が散り散りバラバラになってしまったが、再び会えると
信じて生きる事を諦めなかった、家族の実話に基づく物語。
予告編
http://www.youtube.com/watch?v=B1r9VD6bMhY
公式サイト
http://gacchi.jp/movies/impossible/
主演:ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー
正直な感想、観ていて思ったのは、リアルな映像だな・・・って事。
思い返すとこれといった台詞も無く、ほとんどが映像。
ただ、逆に母親と長男ルーカスの会話や、被災者から携帯電話を借りて
無事である事を伝えるシーンなどは、台詞の一つ一つに
言葉以外で伝わってくるものが有った気がする。
でも、この映画はやっぱり被災地を抱える日本では辛いかな?
最後がハッピーエンドになってしまっているのがね・・・・。
もちろん、辛いまま終わる映画はもっと嫌だけど。
そういう意味では、悩ましい作品の気がします。
映像は迫力がありました。
どうやって撮影したのか?特にホテルを襲う津波はCGだとしても
凄くリアルで、観ていて本当に怖かった。
ただ、見た後の後味の悪さは何なのだろう?って・・・・
試写会の感想を見る限り、感動したっていう人が多いけど
被災地や被災者のことを考えると、なんだか茶化してるような
人の不幸を、感動の物語に摩り替えてしまっているような、
何とも言いがたい気持ちになったのでした。