『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア公演後記その1:来年はまた、新しいチャレンジ

2018年07月04日 | Weblog

長年使っていた青山円形劇場が、5年前に閉館になることが決まり、
その翌年から池袋にある東京芸術劇場に公演の場を移して早くも4年。

劇場の格と言う点では、東京芸術劇場の方が上だと言えますね。
舞台もさることながら、楽屋がしっかりしている。
青山の時は楽屋の鏡や化粧台は、その都度倉庫から持って来なければならなかった。
対して東京芸術劇場は、そう言った設備が揃った楽屋が4部屋もある。
青山では、男性陣は舞台裏の通路を楽屋代わりにしていたので、
狭くて暗い上に、舞台と隣接しているために話すらすることが出来なかった。

男性陣は楽屋が広くなったので、楽屋トークも盛んになった。
今回の公演では、男性陣の唄が上手く行って、客席も盛り上がったので
楽屋に戻ってきてから男性陣は子供のように盛り上がって、
喋り声、笑い声がうるさいと舞台監督からお小言を頂いたほど・・・・
それくらいで済むほど、舞台と楽屋の距離があるのです。

しかし、劇場は借りるのが簡単じゃない。
借りるためには、劇団の実績や観客動員力などを『書類審査』される。
幸い、我々の劇団は過去の観客動員数では定員の8割以上の動員しているし、
劇団自体も今年で27回目の公演になる歴史を持っているので、
『書類審査』という意味では、特に問題が無かったようだ。

実際、4年前の最初の公演から毎回、入場者数を報告するのだけれど、
その数字の信憑性を確かめに、職員が客席へ毎回やってきてチェックしに来ていた。

ただ、それでも劇場の公演日を確保するのは簡単じゃない。
去年の公演は4月1日、今年は7月と希望する時期がなかなか取れない。
来年の公演も、7月以降になりそうだと危惧していた。

そんな中、来年の公演日を劇場の方から打診してきた。
ただ、毎年土日開催なのだけれど、劇場が出してきたのは平日。
その話があった時に、男性陣の楽屋でちょっとした会議があった。
平日でお客さんが呼べるのか?
劇場からの提案は我々が認知されている証拠では?
断ったら、劇場との関係が損なわれないか?
色々と意見が出たけれど、結局その話を受けることにした。

ただ今回公演を行った、シアターウェストではなく、隣のシアターイースト。
ウェストのような額縁舞台ではなく、可動式の舞台で『プロ向き』の舞台。
実際、舞台の仕込は色々な意味で簡単じゃない。
来年は、そう言う意味でまた新しいチャレンジになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする