公演が終わって早いもので1週間。
先週の金曜日は舞台の仕込みと、ゲネプロだった。
毎年そうなのだけれど、公演が終わると途端に時間の感覚が変わり、
舞台の余韻に浸っている時間など全くなく、あっという間に時間が過ぎる。
遠足や修学旅行、お祭りや運動会などと同じように準備期間の割に
本番の時間が短いせいなのでしょうね。
良く山登りに例える僕ですが、今は都会に戻ってきた感じ。
頂上へ上るまでの苦労や、見える景色の変化や感動を楽しんでいる時間に対して
頂上に辿り着いて、そこから眺める景色を楽しんでいる時間は遥かに短い。
下山する時は、あっという間に麓に着いてしまう感じは、
舞台を終えて、舞台装置のばらし作業に似ている気がする。
だからまた、時間をかけて山に登りたくなるのと同じなんでしょうね。
さて、先週は真夏のような暑さだったのに、週明けは一転して雨。
関西、とりわけ中国四国地方は観測史上最悪の降雨災害になりそう。
場所によっては1時間に100㎜もの雨が降っているらしい。
考えてみれば1㎥(1m×1m×1m)の水は、1トンもの重さになる。
1時間に100㎜っていう事は単純に100リットル、ポリタンク5個分の雨が
一気に降る感じと考えると、ちょっと想像できないかな?
地球は水の星、成分の70%は水で出来ている。
自然災害も津波、洪水といった直接的、かつ圧倒的な水のエネルギーに依るもの。
地滑りや土砂崩れも水と言うものが介在して起きる災害。
東北の震災の被災地を見ているだけに、水害の被災者も大変だろうなって
特にお年寄りや女性、子供の事が心配になります。
大きな被害が出寝蹴ればいいけれど・・・・