『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア公演後記:その2 メイク

2018年07月05日 | Weblog

一昨日の夜中に、秘密基地へ泊りに来た次女。
夕方まで寝ていたらしく、帰宅する夜7時頃に再び仕事に出かけて、
終わったのが昼ちょっと前だったらしい。
仕事に行く途中に車のディーラーへ立ち寄って、保険の手続きをして行くのと、
職場の前を通るので、迎えに行こうか?とメールしたら、丁度仕事が終わったところ。

徹夜明けで眠いだろうから、保険の手続きをしている間は車の中で寝て、
手続きが終わったら車で5分の所にある自宅で下して仕事へ出かけた。
雨も降ってきていたので、丁度良かったのかも知れない。

さて、今日も公演の時のメイクのお話。

舞台に立つときは、照明の光で顔がのっぺりしないように、
ドウラン(俳優が化粧に使う油性のおしろい)を使用する。

フェイスペイントはサッカーのサポーター等が応援用に使うので
お馴染みの方も多いかも知れませんね。
実は戦争の野戦でカモフラージュにもこのフェイスペイントを使うらしい。

ドウランと言ういい方は、元々フランスのDorin社やドイツのDohran社に由来する
と言う諸説があるらしいけれど、日本にも数社メーカーが有ると言う事です。

僕はこのフェイスペイントが肌に合わない。
塗って、2時間もすると痒くなってしまい、そのままにするとヒリヒリとしてくる。
『お前のような面の皮が厚い奴でも???』
なんて言われそうですが、面の厚さとデリケートさとは別物のようです。

成分表を見てみると以下の通り。
パルモチン酸オクチル、キャンデリアワックス、ペトロラタム、ミツロウ
オゾケライト、フェノキシエタノール、イソプロピルパラベン、N-ブチルパラベン
と、毒性のあるものは使われていないけれど、この中のパラペン類は
防腐剤の一種らしく、こう言った化学物質は皮膚の細胞に吸収されると
細胞に活性酸素が発生して、シミの原因やかぶれの原因になったりすると聞く。
そう言えば、芝居をやるようになって顔にシミが増えた気もしますね(嘘、歳のせいです)

そんな訳で僕はドウランを塗っても、出番が終わって次の出番まで間が空く場合は
一旦取り除いて、出番前に塗り直すようにしている。
その話を聞いていた若手の山中君が
『女性用のファンデーションを使うと良い』と教えてくれた。
なるほど、女性用の化粧品は長時間使用するので、刺激も無いのでしょうね。

このメイク、人によって好みが違う。
僕は日焼けしているので、使うのは少し濃いめの茶色。
白っぽいものを使う人も居る。
眉毛を描く人は男性では若手の山中君と、オジサンではWさんかな?
Wさんは、やたらと濃く描くので何だかおかしくて
『僕が描いてあげましょうか?ゲジゲジ…』とか言ってからかう。
目元をきりっとさせるため目尻に線を入れるのは若手と、Iさん。

今回傑作だったのはIさんが、口紅を塗った事。それも赤い口紅・・・・
楽屋では、僕と山中君ら若手二人とでひそひそ話
山中:『Iさんの顔を見る時、インコだと思って見てください』
僕 :『なんだよ、それ?』
山中:『とにかく、そう思って見れば判ります』
僕 :『わかった…』

その直後、Iさんが楽屋に入ってきたので、じっと見たら吹き出してしまった。
山中君が言うとおり、白っぽいメイクに赤い唇…まさにインコ。
思わず楽屋の外で腹を抱えて、声が出せないくらい腹が痛くなって、まさに抱腹絶倒。

なんであんなメイクをしたんだろう?
相手役の女性は、笑っちゃわないのかなぁ?
あの赤い唇・・・・目に焼き付いて離れない・・・わははは

楽屋ではこんな可笑しな事も沢山あるのです。

コメント
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