物事、始めるのは意外と簡単だけれど、引き際っていうのが難しい。
お前は引き際ってよく言ってるけど、ちっとも引かないじゃないか・・・・
なんて言われそうですが、実際その通りです。
そろそろ身を引きたいと思っているけれど、お世話になった人に
失礼な辞め方をしたくないと言うのが言い訳ですね。
でも物事を辞めるのと、身を引くのは同じようで違います。
辞めると言う行為は何度もしてきましたが、色々な理由がありましたね。
まずは約束が違う時。世の中ではこれが一番多いかも知れません。
仕事に関しては労働条件、給与の問題なのでしょうけれど、
僕は多少の事は気にしないので、僕はこの理由でで辞めたことが無い。
他は理不尽な扱いを受けたり、言われなき虐めや差別を受けたりと云った、
いわゆるハラスメントなのでしょうが、これは定年前に遭ったけれど、
何とか踏み止まって、定年退職まで漕ぎ着けた。
定年退職したものの、自分で考えていたような引き際にはならなかったですね。
僕が何かを辞める時の理由は『楽しくなくなったから』が全てです。
仕事に関しては、楽しければお金などの事は気にならない。
厳しい仕事でも辛抱できる。
過去に、その『楽しさ』が解らなくて辞めた事があります。
自動車整備の仕事は、そうだった気がします。
舞台の仕事や珈琲問屋の仕事は、いずれも僕の努力不足。
根性が無くて、『楽しめるレベルに至らなかった』と言うのが事実ですね。
だから今でも芝居をやっていて、舞台スタッフの仕事が眩しく見える。
珈琲関連の仕事は、実は今でも後ろ髪を引かれている。
定年退職後に叔父に教わってやろうかと思っていた。
しかしこれも、短い時間で出来るものじゃないから、時間的には遅いかも?
今の仕事、去年から『もう辞めよう』と思っている。
でも、引き際が難しいのですよ。
自分が居なくても大丈夫と思えた時に身を引きたいですね。
そう言う意味では、今の仕事はなかなか辞められない。
『約束が違う』と、いつも言って、脅かしているのですが・・・・(笑)