『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

我々の劇団は『甲子園野球』

2018年08月22日 | Weblog

甲子園大会も、大阪桐蔭高校が秋田の金足農業を下して春夏連覇。
この大会が終わると夏も終わりだなって思うように、
それに合わせて、昼間の暑さも夕方になると涼しくなって、
いよいよ秋の気配を感じる時期になりました。

今年はW杯でも、大会自体が爽やかな印象があったように
甲子園大会も100回の歴史に花を添えるような熱戦と爽やかさがあったですね。

この間の暑気払いで僕の参加している劇団公演の話になりました。
芝居から何か伝わるものがある・・・・何なのだろうね?って。

我々のようなアマチュアと比べると、台詞、所作、唄など
テクニックの点でプロの芝居は圧倒的に上手いし、差がある。
それでも、プロの芝居では感じられない何かがあるって・・・・

それで僕が『甲子園野球みたいなものじゃないかな?』と言った。
甲子園に出ている選手の殆どは、プロでは通用しないレベル。
中には即プロで通用する選手も数人いるでしょうけれど、
殆どはいわゆるアマチュアの高校生レベル。

それでも、甲子園に出場するために一生懸命に練習する。
地区予選を勝ち抜いてやっとたどり着いた甲子園なのです。

彼らの魅力は、テクニックよりひたむきさ。
応援してくれる地元や、学校関係者のために100%の力を出そうとする。
このあたりが、プロ野球の試合とは違うところなんじゃないかって…
プロ野球でも日本シリーズや、プレイオフでは良い試合になる。
シーズン中は次の試合があったりで、常に100%で戦っている訳じゃない。

僕らの芝居は、テクニックなんか持ち合わせていないから、
一生懸命に芝居をして、唄を歌う。
唄や芝居のひたむきさや必死さが見ている人の心を動かす・・・・
そう言う点で、我々の劇団は甲子園野球のようだ・・・・と話したのです。

それを聞いて先輩や元同僚が納得。
そういったエネルギーを感じて、何かを貰って帰るようだと言う。
まさにそれは歌唱指導の石崎先生や、演出をする座長が
貴方たちは下手糞なんです。だから一生懸命やらないといけない。
 そういう姿を見たお客様が我々のエネルギーを持って帰る。
 この劇団の存在価値は、それしかないのですよ
と、常に我々に言っている事そのものなのです。
そういう物を感じてくれたのだとしたら、本当に嬉しいですね。

そんな話を自分でしていながら
『甲子園の例えは、なかなか良い説明だったな…』
なんて自画自賛してしまいました。

今週末は台風19号が九州を抜けて朝鮮半島方面に北上、
それに続いて台風20号が明日にも四国あたりを直撃しそう。
今年は台風と大雨に苛まれる年になってしまいましたね。
何事もなく、週末には天気も回復してくれることを祈りましょう。

 

コメント
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