今日はアジアカップの予選リーグ最終戦。
ともに2勝を挙げ予選突破を決め、得失点差で首位に立つウズベキスタンと、
この試合に勝って1位通過を狙う日本代表の一戦。
2戦までの先発メンバーから、若手FWの北川以外は全入れ替えた布陣。
GK
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
DF
三浦弦太(ガンバ大阪)
室屋 成(FC東京)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
槙野智章(浦和レッズ)
MF
乾 貴士(ベティス)
伊東純也(柏レイソル)
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
塩谷 司(アル・アイン)
FW
北川航也(清水エスパルス)
武藤嘉紀(ニューカッスル)
試合は2-1で勝利。予選トップ通過を決めた。
この試合は主力組の休養を兼ねての事だろうけれど、もうひとつの目的は
一番タフな相手に、サブのメンバーがどれだけやれるのか?
を見極めようという森保監督の狙いが有ったのかな?
GKのシュミット・ダニエルは、終了間際に相手が枠内に放った強烈なシュートを
はじき出して、体の大きさや俊敏性を感じたかな?
今後は第一GKに定着するんじゃないだろうか?
DFは槙野、三浦のセンターの二人があまり安定感がなかったかな?
相変わらず槙野はポカが多いので、三浦がちょっとかわいそうな気もした。
吉田や富安と組んだら、もっと良い活躍が出来るような選手に見えたけど。
右サイドの室屋は得点に絡んで良かったけれど、やっぱり酒井に比べると
どこか安心感が足りなくて、ハラハラして見ていた。
左サイドの佐々木は高さもスピードもあって良かったね。
長友の代りは出来る気がする。
MFはW杯で大活躍した乾を左に於いて、伊東が右サイド。
伊東はスピードが有って、堂安とは違ったタイプなので使い分けできるかな?
乾は守備的になりすぎて、本来の持ち味を出し切れなかった気がする。
今回驚いたのは、青山と塩谷のダブルボランチ。
青山は『こんなに上手かったっけ?』と思うほど、全体的に安定感が有って
守備では味方を落ち着かせ、攻撃でも縦に鋭いパスを出したりと
何故?この人が使われずに来たのか不思議に思ったほど良かった。
塩谷は海外でやって居るだけあって、フィジカルも強くプレーに自信を持っていた。
仕合を決定した素晴らしいミドルシュートを叩きこむなど、レギュラーでも問題無い。
FWは北川の決定力の無さにがっかり。Jリーグで通用しても、国際試合では通用しない
いわゆる『国内組』の域を脱していない感じだった。
もう一人の武藤は同点弾を決めて、大迫の代わりが出来そうにも見えたけど、
足元の技術では、大迫には到底及ばない感じだった。
それでもサブ組と言われたメンバーで強敵に勝ったんだから素晴らしいです。
トーナメントに入って、メンバーがどの程度入れ替わるのか?
楽しみになった試合でした。