『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

充実した稽古:お客さんが号泣するんじゃないかな

2019年04月07日 | 定年退職後の人生
今日の稽古は唄の練習の後に、いきなり通し稽古。
稽古前に、皆と台詞のやり取りについて再度チェック。
気持ちが一緒になるだけで、芝居の流れも良くなります。

今日は通し稽古をやって、珍しく座長が何も言わなかった。
決して合格点ではないのだけれど、仕上がりの状態は良くなっている。
もう残り1か月を切ったから、無駄なプレッシャーをかけないように
座長も気を遣っているみたいです。

5時までに通し稽古が終わって、今日は座長が引き上げた。
夕方からは石崎先生にバトンタッチして、細かい芝居の指導になった。

今回の芝居で、長老の『オペラおじさん』ことTさんが素晴らしい。
唄には難点があるのだけれど、なんせ芝居から気持ちが伝わってくる。
稽古だと言うのに、見ている僕は胸に迫るものを感じるし、
涙が出そうになって、周りを気にしている状態。
となりに座っている室さんも『いいねぇ』って呟く。

多分、本番ではお客さんが号泣するんじゃないかなぁ・・・
それくらい、芝居にも気持ちが籠っている。
その証拠に、2回続けてその場面を返し稽古したら、Tさんはフラフラ。
『2日間、本番4回も出来るかなぁ・・・・』
なんて、珍しく弱音を吐いてみたり。

石崎先生の指導は、唄に入る前の気持ちの作り方を教える。
それが凄く的確で、なおかつ解りやすい。
みんな、みるみる良くなって行くのが解るのです。

この先生、僕のやっているような芝居以外の仕事でも、
同じように気持ちのあり方を導ける気がする。
本当に『魔女』としか思えないほど、皆を変身させる。

石崎先生の指導は、自分以外の所でも勉強になるから、
今日は最後まで付き合って、しっかり勉強させてもらった。
こんな凄い方々に指導を受けている我々の劇団は、
色々な環境が整っていて、恵まれている気がします
コメント
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