『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア:今年も泣かせます・・・・

2019年04月27日 | 定年退職後の人生
今日は通し稽古。
実質、今週の土日と30日の三日で稽古は終わり、残すは例年通りに
茅場町にあるダイヤビルで、フルサイズの通し稽古のみです。

今回の公演は、運営に首を突っ込むようになったせいもあって、
今まで真剣に考えていなかった事が色々と見えてきた。

その一つが運営の半分以上を担う、チケットの売上金。
劇団が28年続けてきた年一回の公演は年間予算が約500万円。
これには個人的な出費は含まれていません。
舞台装置、照明、音響、劇場の使用料など舞台にかかる費用の他に、
音楽、振り付け、歌唱指導、衣装デザイン、舞台デザイン等のギャラと、
のべ30回におよぶ稽古の会場となる施設の使用料は勿論の事、
チラシやパンフレット、チケットの印刷等にかかる費用の総額です。

今年に限って言えば、出演者20人で割ると一人25万円。
年会費が84000円(7000円/月)だから、差引き17万円はチケットの売り上げで
賄うと考えると、一人あたり概ね55枚のチケットを売る必要がある。

今年は『一人40枚』を目標に売ってくださいと頼んだのだけれど、
僕でさえ50枚売るのがやっとで、足りない分は平均80枚以上を売る大御所たちの
チケット販売力に頼ってい居るのが実情。

今後、劇団運営をして行く上で一番大事な事は、資金問題でしょう。
大量に売る大御所たちが、年齢的にもいつまで続くか判らないのだから、
芝居や劇団を継続させるには、個人個人がそのあたりを真面目に考えないといけない。

会費の値上げをしたところで、チケット一枚分。
年間で12枚分にしかならないので、今回の公演が終わったら、
反省会でこのあたりを真面目に考えてもらうような話をしないとならない。
まぁ、お金の話は余り好きじゃないのでこの辺りで止めておきましょう。

今度の芝居は、心にぐいぐい迫ってくる内容です。
ここ数年、脚本が人生を考えるような内容になってきています。
今年も泣かせます・・・・
コメント
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