『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア:衣装合わせ

2019年04月28日 | 定年退職後の人生
今日は衣裳をつけた通し稽古の『ドレスリハーサル』。
実は昨日の稽古に、照明の塚本先生が立ち会われ、芝居全般を見てお帰りになった。
舞台照明の第一人者である塚本さんから、立ち位置などの細かい指摘を受けた。
前回は、舞台装置担当の松生さんが舞台の模型を作って持ってきてくれて、
舞台の使い方を変える話にもなった。

出入りの場所を変えることで、同じセットでも見ている人の場所のイメージを変える。
プロならではの視点です。

今日は小林先生が衣装のバランスの他に、着こなしなどをチェック。
松生さんの視点もそうだけれど、小林先生の視点もプロのもの。
服を着る場合の着こなし・・・・って言うのかなぁ?
今まで何にも考えずに来ていた服が、着こなしで変わる。

例えば立っている時の上着のボタンは必ずかけると言う事。
ボタンをかけることで、わきの下のラインがきちんと出るそうです。
オバマ前大統領はそういう点で、凄くダンディーな着こなしで、
反して今のトランプ大統領はだらしなく見えるそうです。

確かに鏡の前で見てみると、先生の言うとおり。
上着のラインがきちんと出て、洋服のデザインが損なわれない。
座る時は逆にボタンを外せば、窮屈な感じがしない。
なかなか気が付かない事ですね。

ネクタイピンも、何気なくつけて居たけれど先生は
『上着のV時の上にタイピンが見えるように着けろ』という。
タイピンはネクタイを止めるためと考えていたけれど、
見せることでお洒落になる。
これもやってみると『なるほどなぁ・・・・』と思ってしまった。

ズボンの裾の長さも気になったみたい。
今回の芝居で購入した3ピースは、ボトムスがスリムになっていて、
メーカーは『ロールアップ』で着るような服として売っていた。

ところが、そうするとサイズの合っていない服を着ているようで、
お洒落に見えないと言う。
これに関しては、服のコンセプトの問題化とは思うけれど、
確かにロールアップしていると、サイズが合っていないように見えるのは事実。
結局、仕立て直しで裾を挙げてもらう事にした。

女性のスカートも、ラインが水平になって居ないとだらしないとか、
アクセサリーのつけ方一つも、色々と注文が多い。
衣装デザインを担当とパンフレットなどにも記載しているから、
先生も出来る限りこだわりがあるのでしょう。

何よりも、着こなしと言う点ではやっぱりプロだなぁ・・・・って思う。
そんな訳で、色々と勉強になった一日でした。
コメント
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