SNSの草分け的な存在『Mixi』が登場してもう15年近くになるだろうか?
サービス名の由来は、公式サイトの説明[2]によると、「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた造語で、
利用者同士の交流が深まることを願って名づけられたものである。
実際、友達を招待したり、自分のブログ投稿に対して読者のコメントのやり取りが楽しかった。
今頃になって、最初に始めたSNS『Mixi』の良さを感じ始めている。
その後、『フェイスブック』が席巻し、画像投稿が主の『インスタグラム』、『Youtube』、
短い投稿主体の『Twitter』とスマートフォンの普及と共に人気が移行して来たのだけれど
『フェイスブック』はブログと云うより、画像付きの短い投稿。
それを観た人がコメント代わりに『いいね』を押す。
そのうち『いいね』欲しさに友達を増やす人間が現れる。
『YouTube』は閲覧者の数に応じて、お金が入るので『YouTuber』なる人間が出て来て
他人の興味をそそるために、犯罪まがいの投稿を始める。
SNSの目指していたものは、そう云う人の繋がりだったのだろうか?
僕のブログの訪問者は一日平均250~300、閲覧数は900~1000程度。
それだけの閲覧があっても、コメントは滅多に頂けない。
幸いな事に、頂いたコメントには誹謗中傷のようなものもない。
『Mixi』の頃はコメントのやり取りがあって楽しかったのですが、
それも『フェイスブック』登場以来、いつの間にか減ってしまった。
要は簡単な繋がり、簡単なやり取りが世の中の主流なんですね。
そう云うのを好む人が多くなったと言う事でしょう。
そう云う人は顔の見えないネットの世界では、偉そうな投稿をする癖に、
実際に人と会って、面と向かって議論するなんて出来ないんでしょう。
最近、『フェイスブック』は友達申請があっても、基本的に受け付けない事にした。
会った事が無い人は友達じゃないし、同窓会や同じ会社に勤めていたと言うだけの
しがらみのある人間関係も友達じゃない。
顔を合わせてお互いにイーブンな立場で話が出来る人が『友達』だったり『仲間』なのです。
そう云う意味で僕の仲間は『演劇仲間』と『サッカー仲間』、『音楽仲間』が主ですね。
その他に『飲み友達』が居て、幾つかのグループが存在する。
そのうちSNSで『友達』になって居るのはごく少数の人間。
殆どの『友達』や『仲間』はSNSで繋がって居ない。
僕の他人付き合いの基本は『顔を見ながら話をする関係』だからです。