『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

天晴(あっぱれ) 日本代表

2019年10月13日 | ラグビーW杯
いやぁ素晴らしい試合でした。見ているだけでも80分間、力が入りっぱなしでしたね(笑)。
日本とスコットランドはスピードのあるバックス、パス回し、ディフェンスも固い、タイプの似たチーム。
でも、この日の日本代表はキック、パス、ランを使うアタックがしっかりとデザインされ、
色々な意味でバランスが非常に良かった気がします。

スコットランドのヘッドコーチが『日本は引き分け狙い』みたいな事を言うのも解る気がします。

でも、この日の開催が危ぶまれたのは、横浜国際競技場という場所の事を知らないと、
『晴れれば開催できる』と誰もが思ったでしょうね。
今人気の『チコちゃん』では無いですが、僕は知って居たのです。

以前にJリーグなど、サッカーの試合観戦で何回か訪れた事がある横浜競技場。
行けば解るのだが、この競技場は周りに比べると少し高いところに作られていて、
周りの敷地は数メートル低くなっているのです。
その時に
『なんでこんな作りにしたのかな?』
と、疑問に思って調べた事があって、その時に知ったのが『遊水地代わり』だと言うこと。

横浜競技場は、すぐ横に鶴見川が流れていて、この川は過去にたびたび氾濫した「暴れ川」と呼ばれて居る。
普段は陸上競技場などで使われるエリアが遊水地として、鶴見川の流水を一時的にためて、
洪水被害を防ぐような防災設計がなされていると言う。
実際に今日の朝の写真がこれです。

競技場は1000本以上の柱に支えられた「高床式」で、仮に駐車場が水没しても、開催できる体制も整えている。
昨日の12日午後には水位が6・58メートル(通常0・8メートル)まで上がり、1階駐車場は80センチの浸水があったらしいが、
この作りのお陰で、2階の選手控室や3階のグラウンドの被害はなかった。

更に凄いのは、雨が上がった午前6時過ぎから、迅速に管理スタッフが水吸引などの対応を施し、
管理スタッフや警備員、ビールの売り子ら総勢約2000人が、仕事前に土砂の清掃や、
大型スポンジを使って通路の雨水を吸うなどの作業を行うなど、会場復旧に向け尽力したところ。

決して『日本は引き分け狙い』なんかじゃない。
むしろ運営スタッフも含めた「ONE TEAM」で、『何としても闘って勝利を掴むんだ』という気迫で
強豪スコットランドから勝ち取った勝利だった気がします。

テレビで試合を見ていたと云うのに、スクラムを組む時に、自分も息を止めたりで、
何だか体がクタクタ・・・・阿呆ですね(笑)

でも、4戦全勝で実力で勝ち取った決勝トーナメント進出。
悔しいけれど、サッカーのW杯でもこんな感動を味わった事が無い。
日本代表、そして会場を用意したスタッフにも『アッパレ』と言いたいです。
コメント
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