ラグビーのワールドカップが開催されていますね。
ラグビーはサッカーと違って、選手の国籍に関してはうるさくない。
サッカーをやって居る僕は
『W杯と呼ぶには如何なものか?』
なんて毒舌を吐いているけれど、この大会が素晴らしい国際大会である事は間違いない。
この写真は試合前の選手入場の際に偶然取れた映像。
まるで両チームで『ハート』を作っているように見えますね。
ラグビーはサッカーと違って、フィジカルコンタクトありきのスポーツ。
故意に相手を傷つけようと思えば、簡単にできる。
試合中に熱くなって、揉み合いになる事もたまにあるけれど、
サッカーや野球の試合で観るようなものとは質が違う。
審判の判定について色々と批判されているようだが、僕はそう思わない。
ラグビーのレフェリーは、反則を見つけて罰を与えることよりも、
選手の安全を守りながら不用意に試合を切らさずに続行する。
そのため、反則があった場合でもプレーが中断することなく、
反則を受けたチームがボールを持って攻撃を展開していれば、アドバンテージの合図を出したまま、プレーを続行させる。
反則を取って試合を再スタートさせた方が、反則を受けたチームに有利になると判断すれば、笛を吹いて試合を止める。
反則を罰すること以上に、試合の流れを重要視してゲームコントロールをするのが審判なのです。
ラグビーは『フェアプレー精神』もさることながら、選手と審判の間にリスペクトがある。
大会のテレビ放送で聞こえる音声でレフェリーはしきりに
「早くラックから出て」
「ボールを持ちすぎない。手を離して」
「今のタックル、少し早いよ」
と審判が選手たちに声をかける。
何度か同じアドバイスが繰り返されると
「次、やったら笛を吹くよ」
「次、気を付けてね」
と“警告”。
選手がそのアドバイスや警告に従い、反則を犯さずにスムーズに試合を運ぶと、
レフェリーは「ありがとう」と感謝の言葉を選手にかける。
そういえば、開幕戦の日本対ロシアでも、レフェリーが「Thank you very much」と何度も言っていたのを覚えている。
試合が終われば『ノーサイド』で、勝ち負けに関係なく相手を讃えあう。
試合後に審判に詰め寄って、いつまでも抗議したりする姿もない。
試合中にピンチになった際に、反則で相手の動きを止める事を
『プロフェッショナルファール』などと呼ぶサッカーとは大違い。
これは『騎士道』から来る文化なのだ。
そう云う意味で『武士道』がある日本人と通じるところがあって
文化的にも好まれるスポーツなんじゃないだろうか?
観衆もそう云った『フェアプレー』を楽しみ、全てのチームに惜しみない拍手を送る。
なんだかラグビーをやって居る選手が羨ましく思えてならないですね。
1967年、僕が小学校5年の時に、住んでいた埼玉県熊谷市で埼玉国体が開催され、
競技種目としてラグビーが実施され、熊谷市にラグビー場が造られた。
その時に『熊谷ラグビースクール』の1期生が募集されたので、参加したのだが
体が小さかった僕はフィジカルコンタクトが嫌で、たった一回で辞めてしまったのだが、
あの時に『ラグビー』の素晴らしさを知って居たら、人生が変わったのかも知れない。
ラグビーはサッカーと違って、選手の国籍に関してはうるさくない。
サッカーをやって居る僕は
『W杯と呼ぶには如何なものか?』
なんて毒舌を吐いているけれど、この大会が素晴らしい国際大会である事は間違いない。
この写真は試合前の選手入場の際に偶然取れた映像。
まるで両チームで『ハート』を作っているように見えますね。
ラグビーはサッカーと違って、フィジカルコンタクトありきのスポーツ。
故意に相手を傷つけようと思えば、簡単にできる。
試合中に熱くなって、揉み合いになる事もたまにあるけれど、
サッカーや野球の試合で観るようなものとは質が違う。
審判の判定について色々と批判されているようだが、僕はそう思わない。
ラグビーのレフェリーは、反則を見つけて罰を与えることよりも、
選手の安全を守りながら不用意に試合を切らさずに続行する。
そのため、反則があった場合でもプレーが中断することなく、
反則を受けたチームがボールを持って攻撃を展開していれば、アドバンテージの合図を出したまま、プレーを続行させる。
反則を取って試合を再スタートさせた方が、反則を受けたチームに有利になると判断すれば、笛を吹いて試合を止める。
反則を罰すること以上に、試合の流れを重要視してゲームコントロールをするのが審判なのです。
ラグビーは『フェアプレー精神』もさることながら、選手と審判の間にリスペクトがある。
大会のテレビ放送で聞こえる音声でレフェリーはしきりに
「早くラックから出て」
「ボールを持ちすぎない。手を離して」
「今のタックル、少し早いよ」
と審判が選手たちに声をかける。
何度か同じアドバイスが繰り返されると
「次、やったら笛を吹くよ」
「次、気を付けてね」
と“警告”。
選手がそのアドバイスや警告に従い、反則を犯さずにスムーズに試合を運ぶと、
レフェリーは「ありがとう」と感謝の言葉を選手にかける。
そういえば、開幕戦の日本対ロシアでも、レフェリーが「Thank you very much」と何度も言っていたのを覚えている。
試合が終われば『ノーサイド』で、勝ち負けに関係なく相手を讃えあう。
試合後に審判に詰め寄って、いつまでも抗議したりする姿もない。
試合中にピンチになった際に、反則で相手の動きを止める事を
『プロフェッショナルファール』などと呼ぶサッカーとは大違い。
これは『騎士道』から来る文化なのだ。
そう云う意味で『武士道』がある日本人と通じるところがあって
文化的にも好まれるスポーツなんじゃないだろうか?
観衆もそう云った『フェアプレー』を楽しみ、全てのチームに惜しみない拍手を送る。
なんだかラグビーをやって居る選手が羨ましく思えてならないですね。
1967年、僕が小学校5年の時に、住んでいた埼玉県熊谷市で埼玉国体が開催され、
競技種目としてラグビーが実施され、熊谷市にラグビー場が造られた。
その時に『熊谷ラグビースクール』の1期生が募集されたので、参加したのだが
体が小さかった僕はフィジカルコンタクトが嫌で、たった一回で辞めてしまったのだが、
あの時に『ラグビー』の素晴らしさを知って居たら、人生が変わったのかも知れない。