『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

秘密基地建設 その75:廃材の行方

2020年11月11日 | 秘密基地
一階の軒先に山積みになっている廃材。

これをどかさないと、次の作業に進む際の邪魔になる。
ただ、産業廃棄物として処分する約束になっているものの、何かに使えないかと考えたら、
『薪』で湯を沸かしている銭湯を思い出した。

それで今日は午前中に肩のリハビリを受けて、薬を処方してもらって、
午後から2軒ほど銭湯へ出向いて、廃材の引き取りを依頼しに行った。
最初に出かけたのは、歩いて20分ほどの所にある『井草湯』。
ここは数年前に建て替えをして、その際にガスに切り替えたとのこと。
そうしたら、次に行く予定だった、荻窪駅にほど近い『藤乃湯』を紹介された。

『井草湯』から『藤乃湯』までは歩いて20分。
最近は殆ど歩くことが無いので、運動がてら歩いて行くことにした。
そして到着したところに、ちょうどご主人が出てきてグッドタイミング。
廃材の話をしたら、短く切ったものは使いにくいとの事。
基本的には柱のような太くて、長さが90㎝(3尺)程度の物が良いらしい。

丁度、今日のお湯を沸かすところだったらしく、図々しいお願いをして
竈に火をつけるのを見せてもらうことにした。
ここからは感動と興奮の連続。
まず長い廃材を竈にぎっしり詰め込んで、新聞紙1枚で火をつける。

こんなので火が付くのかと思いきや、1分もしないうちに勢いよく火がついて

5分後には轟轟と燃え始めて、竈のふたを閉めた。

竈から建物を横切るようにトンネルが作られていて、その先には高い煙突に繋がっている。
このトンネルの部分にお湯を沸かす部分があるそうです。



いわゆる『流体理論』の通り、煙突の先の空気の流れが、竈に空気を吸い込ませるようになって、
材木が燃える熱気がその流れを加速するように、さらに竈の中に猛烈な勢いで空気が吸い込まれる。
こういう燃やし方なので、煙突からは殆ど煙らしきものが見えないのです。

そしてもう一度、薪を足すために蓋を開けたら、中は炎が竜巻のようになっている。
最初に入れた薪は、15分のしないうちに完全に燃えてしまって居ました。



その作業をしているご主人を見ていて『かっこいい』と思っちゃった。


浄化槽のゴミを掃除して、ポンプで吸い上げた後は塩素を入れて、お湯を殺菌。

そんな作業を見せてもらいながら、僕の素性を話したら気に入ってくれて、
短く切った廃材も束ねて持って来れば引き取ってくれるという話になった。
電話で無く、直接顔を見て話をするのって大事ですね。

そんな訳で、角材と柱や梁などの大きな廃材は、こまめに運んでゆくことにしました。
今度は焚き付けのお手伝いでもさせてもらおうっと・・・・

ちなみに、薪で沸かすお湯は何故かお湯が柔らかいそうです。
久しぶりに、薪の燃える匂いが嗅げて、何だか得した気分で帰ってきました。
コメント
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