昨日の日記にコメントしてくれた方が居て、今日は湿気の話。
昨日の日記に書いた通り、姉がお袋の介護をして居る実家で
エアコンを入れても、全然暖かくないと言うので、加湿器を設置したら
体感温度が上がって、暖房効率が良くなったという話。
湿気と体感温度には、密接な関係があって誰もが経験しているはず。
一番感じるのは、夏の暑さじゃないかな?
湿気が少ない秋や春先は、気温の割に暑さを感じない。
夏も実は湿気さえ無ければ、冷房なんてそんなに必要じゃない。
特に僕の実家のような、襖と障子、木造に壁土と畳、縁側に庭と垣根がある
典型的な日本家屋では、風通しさえ良ければエアコンなんて必要ない。
人間は暑いと汗をかいて、その汗が蒸発する時に奪う気化熱によって
熱交換が行われて、体の体温を下げる。
ところが湿気が多いと、空気中に水の分子が飽和状態に近くなり
殆ど蒸発しなくなる。
そうなると汗は体にへばりついて、不快な上に体温が思うように下がらない。
エアコンで除湿するだけで、温度が下がるのは気化熱によるものと
除湿する時に空気を冷やして水の分子を捕まえる『コールドトラップ』、
簡単に言えば『結露』を使う関係で、エアコンから出る空気は冷たい。
昔の水クーラーのように、湿気のある冷たい空気をいくら送っても
除湿しない限り体感温度は下がらないのです。
逆に冬は乾燥しがちなので、黙っていても体から出る汗で
気化熱を奪われて、寒く感じる。
冬は、適度に加湿して暖房した方が部屋の温度は温かく感じるのです。
100℃のサウナに入っても、火傷しないけれど暑さで汗がどんどん蒸発する。
サウナに水を撒いて、湿度を上げると途端に暑くて我慢できなくなるのと
同じで、空気中の湿気は体感温度に大きく関わっているのですよ。
だから夏は除湿、冬は加湿するだけでエアコンなんて不要なのです。
特に冬場は乾燥して、ウィルスの好む環境になるので、加湿は効果的。
手洗いとうがいと言うのは、ウィルスが嫌う『湿気』でもあるのです。
僕は、日本の風土と前人の知恵が生んだ日本家屋ほど
素晴らしい家は無いと結婚以来、ずっと思い続けて居る。
ところが我家は、昨今流行のマンション。
マンションは防音などのために、密閉性が高いので年中暖かい代わりに、
結露しやすいし、蒸発もしにくい。
窓を開け放しにして生活するにも、風がビル風のように吹き抜けて、
家の中は扉を固定しないと、いきなりバタンと閉って、危ない思いを何度もして居る。
それゆえに、夏は除湿できるエアコンは必需品。
加えて、冬場はエアコンと加湿器が必要になるのです。
で、タイトルの『デロンギ・ボネコ』
http://www.delonghi.co.jp/products/1355WH はイタリアの加湿器を製造する総合生活用品メーカー。
我家は、数年前に購入した旧式のデロンギ・ボネコ製加湿器を使っている。
この加湿器は、21枚のハニカムディスクが水をすくい上げながらゆっくり回転して
乾燥度に応じて自然に蒸発するので、やさしく加湿する。
冬場におけるギターの環境にはもってこいの優れものです。
この加湿器の特徴は
・熱い湯気が一切出ないので、火傷(ヤケド)の心配がゼロ。
・気化式なので、加湿のし過ぎがなく、ちょうど良い湿度が自動的に保たれる。
・他の国産加湿器に比べて、音が非常に静か。
・メンテナンスの手間が少ない。(掃除はシーズンに1回)
・フィルターという概念がなく、ディスクを掃除するだけでメンテナンス維持費は0円。
(国産はフィルター交換が必要な物が多く、購入後も定期的にメンテナンス維持費が必要。)
・においはゼロ。
・機能がシンプルなので、僕のような機械音痴でも迷わず使える。
ただ、良いばかりではなくマイナス点もある。
・国産加湿器に比べて販売金額が高め。(約3万5千円)
・ボネコは必要最小限の機能のみ。(国産加湿器は一般的に多機能)
・部屋の温度が体感的に若干下がる。
・傾けると水が下から漏れる。(水が入っている時の持ち運びは厳禁)
・水がなくなっても普通に動くので、気がつきにくい(早めの給水を心がければ大丈夫)
・水が一切入っていない状態でも若干重量が重め。(持ち運びをしない事が前提の商品)
とまぁ、ボネコの宣伝しちゃいましたが、僕はこの商品はお勧めですね。