『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

もしも神様が居て・・・・

2011年01月13日 | Weblog

一昨日、昨日と、仕事で遅くなったせいもあって、

姉貴に電話してやれなかった。

姉貴に少しでも心のサポートをしてやりたくて

平日はそれこそ、何もしてあげられないから、

電話をしてお袋の状態を聞いて、姉貴の様子を伺う。

 

今日はお袋の痛みを抑える薬の強さのレベルが一つ上がった。

この薬、終末治療で使われる医療用の麻薬。

その他に痛み止めの座薬を一日数回投与する毎日らしい。

実の娘とは言え、姉貴は弱音一つ吐かず看病している。

 

電話をしても、明るく気丈に振舞い、僕を安心させるのだが

毎日、激しい嘔吐と痛みに襲われるお袋の世話を、

もう既に2ヶ月、家から殆ど外に出ることが出来ない状況で

ずっと、文句一つ言わず介護を続けて居る。

 

お袋もそういった姉貴の気持ちに応えるように、驚異的な生命力を発揮して、

医者が予想を遥かに超える日数を生き続けている。

でも姉貴の話を聞くと、お袋の痛みは全身に広がっていて

本当は痛くて仕方が無いのだろうと言う。

 

なんでそんなに頑張るのだろう?

神様はお袋に、いつまで試練を与え続けるんだろう?

痛み止めが効いて、眠りに着いたら、そのまま安らかに

親父のところへ行かせてやりたい・・・・そんな事を考えるようになってきた。

 

もしも神様が居て、願いを聞いてくれるなら

姉貴が傍にいるときに、人生で一番楽しかった

親父と仲むつまじかった頃の夢を見ながら、

笑顔のままで静かに人生の幕を引かせてやりたい。

 

こんなことを言ったら、姉貴は怒るかな?

姉貴は、なんて優しいんだろう・・・・

コメント
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