『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

楽しい一生を送れたのかな?

2017年09月26日 | Weblog

日曜日に天国へ旅立った『うー』。
家族はガッカリしているんじゃないか?
それでも覚悟していた嫁さんは強い人だから大丈夫・・・・と思っていたけれど、
ちょっと気になって、仕事から車で帰宅する途中に自宅へ寄ってみた。

想像に反して流石の嫁さんも、いわゆる『ペットロス』になってる。
12年一緒に暮らした『子』が居なくなったのだから、仕方が無いですね。
『うー』の遺骨の横に、『うー』そっくりのウサギの置物が置いてあって
何だか嫁さんの心の空白の大きさを察して、暫くそっとしておいてあげるつもり。

昨日も書いたように、僕は『うー』が頑張って生きる姿を見て、
色々教えられたような、色々と感じる事がありました。
と言っても『うー』は何も語りませんでしたけれどね。

物事には始まりがあって、必ず終わりがある。
考えてみれば、永遠なんて物はこの世に存在しない。
だから、何かを始める時には、どんな事でもいいから目標が必要です。

たとえば人間の一生でも、親から命を授かって最初に寝返りを打つ。
これは親から見て最初の目標だった気がします。
寝返りを打ったら、ハイハイをし、次にはつかまり立ち、よちよち歩き・・・・
人生は、一つずつステップアップして行くものだ。

そういう意味では『うー』は人間なんかよりずっと賢かった。
生まれてからトイレの場所を一回教えただけ。
それ以降は、トイレ以外の場所では殆ど用を足さなかった。

一回だけ毛球症と言って、自分で毛繕いをする時に毛を飲み込んでしまい
それがお腹の中で固まって、詰まってしまった事があった。
ウサギが死ぬ原因で、最も多いのがこの毛球症だという。

それでも『うー』はペットの病院に3日間入院して、帰って来た。
それ以降は、我々も気をつけて居たので病気らしい物は一切なかった。

その『うー』も、よる歳並みと腫瘍が出来る病気には勝てなかった。
それでも、医者から
『楽に死なせてあげましょう』と言われ、治療を止めてから1年も生き続けた。
嫁さんや娘たちの愛情が、何よりも一番の特効薬だった気がする。

人間でもペットでも、生きるには気力が必要だという事、
そして周りの愛情と力が必要だという事を感じましたね。
実際に『うー』が気力を持っていたかどうかは、
天国でお袋が聞くしか方法がないのだけれど、
ペットには家族の愛情が伝わるって気がしました。

だからペットはいつの日か、子供や兄弟のような関係になり、
我が家の『うー』のように『家族』の一員になって行く。
息を引き取った後に、とてもじゃないが生ごみなんかには出来ない。

『うー』を送った後に、また自分の人生を考えちゃった。
もっと一生懸命に自分の人生を生きなくちゃいけないなぁ…って。
今やそれは、金を稼ぐ事でも、会社や仕事にエネルギーを注ぐ事でもない。

自分が生きているという存在感を感じられる事をする事じゃないかな?
それが仕事の方もいらっしゃるでしょう。
でも、僕はそうじゃない。
限られた時間を捨てずに、一生懸命楽しむ事だと思っています。

『うー』は楽しい一生を送れたのかな?


 
そう思いたいですね。

コメント
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