『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

予想通り、期待外れ

2017年09月17日 | Weblog

東北の震災から今年で6年。
友人が発起人になって始まった東北復興プロジェクト『The North Journey』に、
震災の翌々年、2013年の第2回から参加するようになって早くも5回目になる。

最初は、参加する事に意義があると思っていたのだが、
回を重ねるうちに、東京からバスで100人程度のアマチュアミュージシャンが
大挙押し寄せて、震災の地でライブをやる事に違和感を感じていた。

と言うのも、聴衆の殆どが内輪。
つまり東京の人間が、わざわざ出向いて向こうで騒いでくる・・・・
そんなイメージが強くなった。

そんな訳で、今年は僕自身の出演は止めにして、地元のバンドを使って
お年寄りに音楽を聴いて貰って、笑顔になって貰えればと、
主宰者に企画を出して、そう言う場所と時間を作ってもらった。

7月に、岩手の住田町で旧家の蔵を改修して作ったライブスポット
『住田クラッチ』に集まる、音楽の仲間『音蔵(ネクラ)』のメンバーに
バンドで協力してもらうお願いをしに、わざわざ600㎞離れた所まで出向いた。

最初の感触が良かったので、1か月後にもう一回出向いて、
出来ればバンドの連中と音でも出してみようかと、ギター持参で再び出向いた。
ところが、その時はメンバーが集まらず、返事もはっきりしなくて
ちょっと様子が違うなって感じてはいた。

そして、2か月後の先週、ハッキリとした返事を聞こうとメールをした。
そうしたら、まだメンバーにハッキリと話をしていなかったらしく
『残念ですが、今回は辞退させていただきたい』と言う返事が来た。

それでも、イベントのために始めた企画じゃないので、
『The North Journey』の前に、もう一度大船渡のアパートにある
集会所に集まるお年寄りたちと一緒に楽しめるイベントは続けるつもりで
10月の初旬に、また出かける予定です。
『The North Journey』は、その一つでメインのイベントじゃありません。

2か月待たされたので、正直言って期待外れ。
それでも、こんな返事が来ることは、ある程度予想していたので想定内。

地元の人間に敬意を払って、地元の人間優先で考えていたのだけれど、
音楽をやる連中は、みんな同じような人間だろうと考えていたのが
大きな間違いだった気がして、そう言う点では想定外でしたが、
考えてみれば最初から、思い通りになんて行くわけがない。
次に繋げるためのいい経験になりました。

何事も簡単じゃぁないから、面白い。
簡単に行かないから、上手く行った時の喜びも大きくなる。
まだ1か月半あるので、諦めてはいません。

コメント
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