一昨夜、突然 我が家に妙齢な美人が訪れました。
と言っても、実は1週間ほど前から、我が家の「月下美人」の様子が、何となく陣痛?の気配が漂い始めてきて、
花茎が垂れ下がり、その茎が頭を持ち上げ始めたので今晩にも訪れるかと、ドキドキして待っていたのだ。
育てている花の種類は、いろいろあるが特にこれという拘りも無く、何年前からだろうか、見よう見まねで育てていた。
今年は、何回訪れてくれるだろうか
昨年も確か10月に、訪ねてくれたと記憶しているが、今年は少し早く訪ねてくれたようで、6回目だろう・・・
今年も水遣りを控えるとか、多めにするとかもせずに、蕾が上向きになってきたので、今夜辺りかと取り込んでお待ちしていた。
夜9時半ごろに、開花し始めたが、満開になるには、それ程の時間はかからなかったが、母親の出産を連想してしまう。
妖精な姿で、かすかな淡い香りを漂わせており、部屋の中は一気に神秘的な雰囲気と成って帰ってきたようた。
その姿は、一段と美しくなっており、ウエデイング・ドレスを着ているような感じがしていた。
『儚い恋』、とか『艶やかな美人』の花言葉があるように、どこか儚さや憂いを持っていて物悲しい姿を持っている。
ゆっくり語り合う時間もなく、深夜過ぎには、『花の命は短くて・・・・』そのままに別れ言葉もなく帰っていってしまった。
「また、来てねえ」と声をかける間もなかったが、美人の来訪は何度あってもいいものだ。
今年の美人は、何か雰囲気やうしろ姿が、あの人に似ているような気がしたが・・・・夢なのか