MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ふるさと越前永平寺の名物

2009年09月04日 | テレビ番組

昨日のNHK 「ゆうどきネットワーク」番組で、我がふるさと『永平寺の伝統息づく町~福井・永平寺町』が紹介された。

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曹洞宗永平寺は、福井の最も有名な観光地でもあるが、今も200名の雲水(修行僧)が修行しており、

多くの観光客も訪れるそうで、長く訪問していないが、大変興味深く観ていた。

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中でも永平寺名物の伝統の味『ごま豆腐』の秘伝が紹介されたが、先だっても知人から贈られたばかりで、貴重な名品である。

番組での老舗の紹介によると、元はごま豆腐は、雲水が修行中の貴重な蛋白源として、食していたそうで、

それを昔、永平寺の僧から作り方を伝授されて伝統を守ってきたそうである。

感心したのは、精進料理つくる作法に『典座教訓』というのがあり、「つくる喜びをもつ心=喜心」、 

「食べる人を思いやる心=」、 「自然のように大きな心=大心」の三つの心を感じてつくるのだそうである。

ゴマ豆腐つくりの三要素は、「素材・水・心」、心が隠し味となっており、伝統の美味しい味を創り上げているそうで、

禅の心を覗いた気がした。

続いて紹介されたのは、永平寺町の夏の風物詩である『灯ろう流し』であった。

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灯ろう流しは全国に見られる日本の伝統の行事であるが、永平寺の「灯ろう流し」は、1万基を超える日本一だそうである。

永平寺の雲水150人の荘厳な響きの読経の中で、次々に九頭竜川に流される光の帯は、幻想的な空間を創りあげている。

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ボランテイア約1000人が、一人ひとりの思いを感じながら心を込めて、灯篭に書き込むそうである。

永平寺町には、知人もお住まいであるが、ふるさと越前の「心のふるさと」と思っており、是非近い内に訪れてみたいものだ。

(挿入写真は、NHK放映画面から借用)

コメント (3)
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