トライアスロン・レースを週末に控えて、何年振りだろうかマイバイクのメインテナンスにドックインさせていた愛車が帰ってきた。
これまでもパンク修理、チューブ交換、ブレーキ調整などは、何とか自前で実施しているが、ロードバイクの定期的メンテは不可欠で、レースを控えて知人のバイクショップへお願いしていた。
愛車は、TREKの「US Postal Service」バージョンで長く乗っているが、比較的乗車距離の割には、不都合を感じたこともなく、乗り心地には満足していた。
しかし、ライダーが出来るメンテナンスには、工具や台車などの充分でない中では、自ずと限界があり、定期的なクリニックが必須であると感じていたところである。
バイクも体の一部のような存在であり、安全走行にはプロテクニックによる診断は欠かせないと考えていたところである。
ドックから戻り、早速試乗してみてビックリ
・・・パフォーマンスが生まれ変わったように全く違っていたのだ
特にパーツを取り替えたとは聞いていないが、クリーニングと調整でギヤ周りやチェーンはすっかり新品同様にピカピカで、変速性能も驚くほど向上したようだ。
スポーツバイクに限らずバイクの手入れの基本は、洗浄と注油だと聞いているが、なかなか細目に実施できないのが常であろう。
知人は、愛車のとの付き合いは『愛情・気配り・ショップへの相談』を忠実にやることで、車同様、面倒を見ることが第一だと・・・。
ママチャリの利用者を見ていると、ほとんどがノーメンテで乗っているようで、ブレーキやチューブの空気圧が不適切なものが本当に多く、大事故につながる恐れがある。
ツール・ド・フランスも終わり、スポーツバイクの人気は益々高まっているようで、週末の湘南海岸や多摩・相模地方を走っていると、サイクリストの数は一段と多くなっているのを実感している。
エコサイクルで、バイクブームは益々エスカレートしているが、通行車線の不備やルール無視、不適切な駐輪、整備不良車など、自転車社会の問題がクローズアップされており、利用者の意識改善も必要であると思う。