昨夜、地域防犯協会と青少年育成協力会の地域合同の防犯パトロールが行われ、自主防犯隊および青少協の代表の一員として参加してきた。
日頃は、各自治会毎に周辺地域の「安全で安心して暮らせる街づくり」をモットーに、自主防犯パトロールを実施しているが、この日は、我が行政センター域全体で広域の合同パトロールを行われた。
特に、夏期のこの時期には、犯罪防止と青少年の非行防止を重点的にパトロールを実施している。
この日は、各小学校区毎に、約150名のボランテイアの皆さんが参加し、14班の編成に分かれて住宅街以外に、学校校庭内や公園地区などを含めて隈なく巡回したが、犯罪や非行行為が行われやすいエリアも意外と多く、これまで気がつかなかった盲点も多い。
また、青パト(青色防犯パトロール隊)も4台が出動して、広範囲の一斉パトロールも実施されて、地域内を青色点滅パトロールカーが走り巡っていました。
買い物帰りのご近所の方からも、今日は何かあったんですか?と声をかけられる場面のあったが、互いに声掛け合って「自らの街の安全・安心が、守られている」という安心感を共有することが、肝要であると実感した。
夕暮れと共に満月の月夜となり、足元を明るく照らしてくれて、涼味を感じながらのウオーキングも楽しんでいた。
途中、街灯の点いていない個所や放置自転車などのチェックも行いながら、日頃住民がともすれば見過ごしていることなども、点検しながらの約1時間半のパトロールだったが、ボランテイア相互の情報交換などもあり、あっという間のパトロールであった。
今日も、防犯安心ネットからは、防犯情報が寄せられてくるが、空き巣や不審者、車上荒らしなど類似案件が多発しており、「安全・安心はタダ」という過っての概念は捨てて、自ら守り助け合う気持ちを共有しなければならない時代になっている。
昨今は、ひったくりや痴漢、非行行為など、犯罪の増加傾向治安の悪化が憂慮されているが、地域に密着した防犯活動により、犯罪の生む土壌を無くして安心社会へと繋げていきたいものである。