地区防犯パトロール隊の集いが開催され、自主防犯パトロール隊のリーダーとして参加してきました。
我が地域防犯パトロール隊も発足後5年になるが、自治会・町内会の自主パトロール隊が相次いで結成して今や44地区で、地域の安全を自ら守る体制が出来ている。
この日は、恒例の集いとして、各地区の防犯部長などがあつまり、管区内の犯罪状況の説明や防犯教室などが行われ、互いの防犯情報などの交換が行われた。
日頃は、「安全で住み良い街づくり」を目指して、防犯意識の高揚を目的として啓発活動や巡回活動を推進しているが、我が地区も昨今は他の地域と同様に、刑法犯罪や窃盗犯罪は増えてきているそうだ。
地域内では、傷害や暴行などの刑法犯の件数はそれ程ではないが、窃盗犯では、相変わらず空き巣、バイク・自転車盗難、車上狙い、ひったくりなどが目立っており、その手口や実例などの紹介があり、改めて防犯活動の重要性を認識した。
この日、実例による犯罪防止対策について、「振り込み詐欺」の紹介がありましたが、相変わらず被害は減っておらず、その額は、今年度では県内で約400件(5.8億円)にも上るそうです。
その被害者の殆どが、60~80歳代の女性のようで、犯人の巧妙な誘導に載せられてパニックになる例が多いそうだ。
話の中で笑えない面白い話だったのは、『大阪のオバちゃん』は絶対に被害に合わないそうで、その理由(ワケ)は、大阪のオバちゃんは、のりとツッコミが上手で、犯人の巧妙な話にも常に主導権を取ることだそうで、「大阪のオバちゃんになる」ことが、被害を未然に防止するコツであるようだ。
各防犯パトロール隊の活動の情報交換を行い、防犯活動の横の連携強化により、犯罪の起こす機会を与えない環境づくりが大きな効果をもたらすことになる。
市民の防犯意識を高めることの必要性を学んだが、未だ「我が家は大丈夫です・・・」、という安全意識が多いが、もはや「日本は安全はただではない社会」になってしまっていることを認識することから始めなければならないようである。
改めて「我が街の安全は、自らが守る」という意識が大切で、今日もその活動の輪を拡げて行かねばならない。