今年の夏休みはいろいろ雑用が重なり、ふるさと福井を訪問することが出来なかったが、家族が週末から訪れていて、久しぶりにふるさとの空気にたっぷりと触れてきた。
故郷ふくいのブランド大使に任命されて、いつもいろいろな故郷の情報を入手しているが、夏の福井と言えばやはり自分にとっては、日本海の美しい海で生まれた海産物が格別に美味しく自慢の「ふるさとの味覚」である。
どこにもお国自慢の味覚は数々あるが、やはり生まれ育った故郷の味覚は、それぞれの人生に染み込んでおり、忘れられないものであろう。
今回は、大好物のふるさとの味覚を幾つか指定して、調達を依頼していた。
夏の代表的な味覚と言えば、日本三大珍味と言われている「越前うに」であるが、懇意にしている浜のおばさんにお願いして調達してくれた。
この色合いと独特の甘みのある塩の風味と香りは、掛け替えのない故郷の味と思っている。
浜のおばさんからは、お土産にと特別に今が旬の『鯵の干物』をいただいたが、脂の乗ったその味は格別でした。
越前海岸の生わかめを干した「板わかめ」や「もみわかめ」も、毎日欠かさずご飯に振りかけているが、天然の風味と磯の香りも、最高の日本海からの贈りものではないだろうか・・・
また、福井に帰ると必ず立ち寄っていた老舗の親玉菓舗の『碌寶焼』で、知る人ぞ知る福井の名物和菓子で、あの皮の焼き加減と微妙な甘さは素朴な銘菓であり、我が家では取り合いして無くなる代物である。
うれしいもので期を同じくして、親戚・知人からは、福井産の「こしひかり」や梨の御三家である「幸水」が贈られてきて、福井三昧の暑い熱い夏の一日でした。