この日も猛暑日となり、熱中症予防の警戒・注意報が出ていたが、お盆休日を利用して孫一家が訪れて、海へ行きたいとの強い願望を聞き海岸へと向かった。
辻堂海浜公園に着いてみると、ジャンボプールは盆休みとあって家族連れで超満員の盛況で、プール内は、正に「芋の子を洗う」状態となっていて、プールサイドも日除け出来るスペースも無いほどの込みようでした。
躊躇なく海岸へと向かてみると、多くの海水浴客で賑わっていたが、江の島の片瀬海岸とは比べようもなく、空いており砂浜に陣取った。
海は今日も台風の影響で白波が立ち、夏の海を知らない孫は、しばし、押し寄せる波を怖がっていたが、慣れるに従い波の飛沫を迎え撃つように、大喜びで浅瀬へと走り込んで行った。
茅ヶ崎の烏帽子岩も波の合間に見え隠れしており、「エボシ岩が遠くに見える~・・・」と「チャコの海岸物語」を思い出しながら、波打ち際の返し波の感触を味わっていた。
この日もサーファーの姿も多く、乗りやすい波を選びながら波乗りに遊ぶ光景は、夏の湘南海岸の風景が出来上がっていた。
波との戯れに疲れてか砂浜にもどり、砂山を作ったり画を描いたりと、また砂の中に半身を埋めたりと、砂遊び大好きの孫は、時を忘れていた。
タップリと海水浴を楽しんでから、辻堂海浜公園に戻り園内を散策してみると、池には無数の亀が悠々と泳いでおり、餌を求めてだろうか競う合うように岸に寄ってきた。
また、公園内には、40~50年に一度しか咲かないという『アオノリュウゼツラン』が開花しており、5本が一度に咲くのは、大変珍しいようだ。
昨年も江の島植物園に開花していたが、毎年そのチャンスに巡り会えるとは、実にラッキーである。