数年振りで、厚木基地で開催された『日米親善トライアスロン大会』(神奈川トライアスロン連合主催)に、息子と共に出場してきました。
以前は、相模原補給廠で開催されており、何回か参加してきたが、厚木米軍基地に移ってから初めての挑戦となる。
トライアスロン祭と言われる程、日本最大規模の参加者数で賑わう大会で、キッズ・ジュニア・ファミリー・リレーに一般を含めると、約900人が参加されたようだ。
トライアスロン大会では、参加者の殆どが車で会場へ向かうため、基地内への入場は大混雑が予想され、7時過ぎには入場門へ到着すべく会場付近に向かったが、既に1Km以上の渋滞が始まっていた。
米軍基地内への入場とあって、当然のことながら選手・同行者は、事前申請済みのものだけが写真付きの公的IDカードで厳しくチェックされ、入場を拒否された人もいたようだ。
一番心配していた猛暑であったが、幸運にもこの日に限って曇り空となり、レース中は小雨もぱらつく絶好のトライアスロン日和となっていた。
スイムは、基地内の50Mプール(50M×10コース)を使用しての5秒差でのウエーブスタートとなるために、キッズ、ジュニア、ファミリー、一般の順でスタートするが、狭いコース内で追い越しがあり、2列3列にもなって大渋滞だ起こっていた。
中には、平泳ぎや背泳ぎで泳ぐ人もあり、混雑に拍車をかけていたようだ。
選手名簿によると、最高齢者に近いとわかり、テンションが嫌が上にも上がっていた。
親善大会故に、基地内の米兵からスタートし、女子、50代以上、40代以下とスタートしたが、スイム苦手な自分も何度もぶつかったり、蹴られたりの難行の末に、プールを上がりトランジッションへ・・・
バイクは、他の大会と異なり滑走路周辺のほぼ直線コースを周回するので、走りやすく愛車も頑張ってくれたが、如何せんパワー不足で、時速40Km近い速度でかっ飛ばす若手に抜かれっぱなしでした。
最後は、得意のランでごぼう抜きをと思っていたが、ランに入るや気力はあっても走りこみが足りなり我が脚はもはや元気を無くしていた。
無事ゴールテープを切り、スタッフから頭に氷水をかけられた時には、マラソンでは味わえない生き返ったような心地良さを感じて、久し振りのトライアスロンの楽しさを噛みしめていた。
ゴール後に、最高齢者の方が先着して待っておられて、握手を交わし互いの健闘の歓びを分かち合った
トライアスロンブームと言われているが、都心や横浜から近いとあって、約900人の選手と家族や友人が集まっていたが、正にトライアスロン祭に相応しい賑わいだった。
さらに驚いたのは、子供専用の高級バイクやランニンググッキッズが揃っていたことで、大人顔負けのトライスロングッズが揃っており、このジュニアの将来はオリンピック選手だろうかと驚いた。
家族揃ってトライアスロンを楽しむ時代になったようで、自分が以前に家族で参加できるマラソン大会に参加していたのを思い出した。
また、会場に並ぶバイクは、高級バイクが並んでおり、さながらスポーツバイク・ショーのようでした。
ゴール後には、会場周辺には本物の引退したF14トムキャットなどの戦闘機が翼を休めており、「お疲れさまでした~」と声をかけてくれていた。
飛行場周辺に住んでいるが、日頃の騒音被害も忘れて、駐在する米兵の皆さんと交流しての親善大会は、楽しい思い出多いトライアスロンの一日であった。