先週、丁度見ごろとなっていた相模川左岸新戸地区の「芝桜ライン」へポタリングしてきました。
「芝ざくらライン」は毎年訪れているが、ソメイヨシノの開花時期とほぼ同時期となるので、桜スポットを巡っている内に見ごろを逃すことが多いが、今年は、やや開花が遅れたそうであるが、見ごろを迎えていた。
例年は、芝桜まつりが開催されて大変な人出となるが、今年は東関東大震災でイベントは中止となりその影響だろうか、平日のこの日は訪れていた人も少なく、約1,400メートルにおよぶ相模川左岸堤防(新戸^磯部)の会場をゆっくりと花を楽しむことができました。
2002年に環境保全のために始められて丁度10年目になるそうで、年々その種類も増えているようで、その規模も大きくなっていると感じるが、ピンク・白・薄紫などの色鮮やかなカラーゾーンの織りなすベルト状に植栽されており、キャンパスに描かれたアートですね。
『芝桜ライン』には、「スカーレットフレーム」、「多摩の流れ」、「アメージンググレース」、「マックダニエル」、「モンブラン」など6種類の芝桜がありそうですが、種類により開花時期が異なるために、全てが揃って咲き乱れる光景ではなかった。
さらに上流へと向かうと、雄大な水辺の景観が拡がっており、丹沢山系などが遥かに望めて 「緑の風も~爽やかに・・・」を実感しながらペタルを踏んでいた。
磯部地区の堰で折り返して相模川を下り帰路に着いたが、地元に戻り近くの妙福寺へ立ち寄り参拝してみると、境内には可愛いカエルと子ネズミを背負う小僧のモニュメントが迎えてくれて思わず抱き付きたくなる風情でした。
さらに、小糸川の桃の花や枝垂れ桜も満開となっており、川面に糸を引くように咲く姿は、実に美しく優雅で振袖姿の京女のように見えていて、疲れも感じさせない春のポタリングを終えた。