東日本大震災の影響で開催が危ぶまれていた、第83回選抜高校野球大会も順調に進み、我が神奈川県代表の東海大相模が優勝を懸けた大一番を応援すべく、朝の内に近くの大庭城址公園付近の開花状況をジョグってきた。
この日は、昨日の暖かさは何だったのだろうと思うほど冷え込みが厳しく、ようやくほころんでいた桜の蕾も閉じてしまうのではと思われるような寒さのため、2~3分咲きくらいと、訪れる花見客も例年とは比べようもなく少なかった。
芝生広場には開花を待ちわびている車座のグループの姿も見られていたが、花見の自粛ムードの影響もあるのだろうか?
園内では、20人近いグループの撮影会が行われていたが、春の陽光を浴びての桜の下での撮影を期待してのだろうが、花もない冷え込みの中でモデル譲も体が震えているようでした。
急ぎ帰宅してテレビにくぎ付けとなり応援していたが、最近の東海大相模は、準優勝が指定席になっており、昨年の選手権でも決勝で屈辱的な負け方をしており、新チームでも県大会と関東大会においても準優勝で、今度こそと期待していた。
今大会では、ライバル校の横浜高や浦賀学院などが早々に敗退しており、関東の雄として何としても悲願を達成してほしいと期待していたが、前評判通りの戦いを見せてくれて決勝戦も長打と足を使った細かい戦術を見せてくれて、昨年の屈辱を果たしての11年ぶりの優勝には思わず涙して喜んだ。
この大会は、直前の東日本大地震発生により開催の可否が論議された記憶に残る大会だった故に、その活躍も永久に記憶に残ることだろう。
被災地の東北高の活躍には、特別の声援も多かったようだが、選手個々の想いが繋がった素晴らしい大会だったと感じていた。
我が東海大相模高の大会でのヒット数74や、46得点は、大会新記録となったようで、あのすさまじい攻撃力での活躍は素晴らしいの一語に尽きるのではないだろうか?
あの開会式の選手宣誓にも涙したが、スローガンの『がんばろう日本』のもとで一生懸命きびきびしたプレーにより、勝ち負けを離れた地域の連帯と絆を生み、被災地の皆さんや全国民に勇気と感動を与えた事は間違いがないと思います。