湘南のサクラスポットとして引地川沿いの親水公園や引地川緑道、大和千本桜は、毎年素晴らしいサクラが乱舞咲きとなり、多くのさくら愛好者が訪れるサクラ天国となります。
東京では、先週満開宣言が出されて千鳥が淵や隅田川墨堤などを散策してきたが、何故か今年の湘南のサクラは1週間以上開花も遅れており、毎日ジョグして開花状況を確認していたが、ようやく今週に入り一気に見ごろとなってきた。
日曜日には、快晴とはならなかったが穏やかな暖かい花見日和となり、我が家の近くの大庭城址公園や引地川親水公園へ行ってみると、前日が雨模様だったせいもあり、芝生広場にはサクラの下で所狭しとシートを敷いての、家族連れやグループの輪が出来ていた。
今年は、管理事務所では、苑内の宴会の自粛を呼びかけられていたが、開花を待ちわびてだろうか、自粛ムードは殆ど感じられないほど盛り上がっていたようだ。
さらに引地川親水公園へと移動してみると、こちらも見ごろとなっており、川の両側の遊歩道には、桜トンネルが出来ておりくぐりながら川面を撫でる風は実に心地よいものがあります。
さらに翌日は、気温も上がり快晴となったので、再度城址公園から親水公園を経て引地川遊歩道を走り、上流の湘南台の緑道や大和千本桜へと向かった。
千本桜は、約1Kmに渡り川の両側に桜トンネルや川面に垂れ下がる見事な枝ぶりが見られ、他では見られない光景ではないでしょうか。
こちらは、多くの鯉が泳いでおり川に流れ込む流れに向かっての「鯉の滝登り」が見られたり、花吹雪が見られて「花筏」や「花絨毯」が出来ていました。
その花筏の中を悠々とカモのカップルが泳ぎ回り、何とも言えない春本番の風情を感じて魅入られていた。
また、川面に映る逆さトンネルも大和千本桜に見られる絶景でしょう。
咲き誇る余りの見事さに往復しながら、その美しさを堪能して、近くの花の寺「常泉寺」の花桃やミツマタが満開でした。
花の香りを感じての花めぐりを堪能して、次の境川ロードへと移動した。