ソメイヨシノもすっかり葉桜になり、ケヤキやモミジなどの新緑が目映い季節となり、前夜からの雨と春の風となっていたが、丁度雨が一休みとなった時を見て、近くの城址公園へとクロカンに出てみた。
昨日まで、見頃だった自宅近くの八重桜も雨に濡れて散り始めて、さくらの花弁の絨毯が出来ており、雨にぬれてうら哀しさを覚えるが、薄い色が美しく春の景色だろう・・・
公園に入ると花見シーズンには、所狭しと花見客で埋まっていたが、この日は訪れている人はなく貸し切り状態で、緑一杯の中を走っていると心洗われるように気分爽快となっていた。
八重の里山桜が雨に打たれてはいたが、見ごろとなっていて艶やかな姿を見せており、周回しながら近づくと立ち止まってリラックスしていた。
園内の花の広場では、早くも市の花である「藤」の花が開花し始めており、豪華な桜に変ってハナミズキやツツジなどと共に彩りを添えており、新緑とのコントラストがこの季節ならではの美しさを感じます。
陽の光こそなかったが緑一杯の森の中を走っていると、樹木や土の香りを感じるようで五感を刺激されて気分が高揚していた。
5周回を終えた時に、急に雨脚が強くなってきたので止むなく引き揚げたが、いつもは多くのウオーキングを楽しむ人などで賑わう園内を独占しての約1時間で心癒されて帰宅した。