MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらりジョギング~目久尻川へ

2011年09月06日 | ジョギング

9月に入り秋のシーズンに向けて走り込み時期となっているが、連日の残暑続きとゲリラ豪雨のため走る時間選びに苦慮していたところ小雨模様ながら涼しさも感じていたので、久し振りの遠距離ラン(LSD)へと、目久尻川プロムナードへと向かった。

この日は、御所見地区の古道を経て目久尻川へと向かったが、途中 道祖神に出会い 見てみると「長後・用田・一之宮」と書かれており、その昔の大山道の分かれ道だったようだ。この藤沢北部エリアでは、特に多くの様々な道祖神が見られるが、歴史の深さを感じるところでした。

Img_6892

目久尻川に出ると、昨夜までの大雨の影響だろうか、いつもより水嵩も多く清流のイメージではなく、濁流?に近い流れが見られており、綾瀬市の「市の鳥」カワセミが宿る川とも言われているが、その面影もなく それを知ってかいつものカメラおじさんの姿も見られなかった。

Img_6903

また、春から行われていた護岸工事も終わっていたが、すっかり川の景観が変わっており、野鳥の姿も少なくなってしまったのだろうか?

用田からまもなく神崎橋の脇の古来の伝説が伝わる「川の駅・中将姫」に着くと、日曜にはフリマで賑わうそうですが、この日は人影も無く静かな夏の朝の風景があり、ふれ愛ステージ前の芝生に、唯一ハクセキレイ2羽が出迎えてくれました。

Img_6897

Img_6895

しばし、休息して左岸の藤沢市側のプロムナードを進むが、舗装道ではないため雨にぬれた雑草が生い茂り、とても走れる状況ではなく、諦めてウオーキングで進むと、周囲に広がる田園地帯では、すぐにも刈り込みが始まるような稲穂が重く垂れており、愉快な案山子おじさんが見張っていました。

Img_6898

その先には、カワセミに代わって、コサギだろうか群れをなして羽を休めていたが、近づくと一斉に飛び立ち、頭上を旋回して飛び去って行ったが、この日出会った唯一つの野鳥の群れでした。

Img_6901

この頃から、雨脚が強くなっていたが、最寄りの吉岡山・済運寺に立ち寄ってみると、その案内板によれば、徳川家光の乳母であった春日局のゆかりの寺だそうで、大山詣での際の宿泊所ともなっていてその位牌も安置されているようです。

Img_6902

さらに雨が強くなる中、せせらぎ広場を経て、この日の目的地である城山公園(早川城址)へと歩を進めて、公園内で雨宿りしながら一息ついていた。

Img_6904

城山公園は、差ほど大きい公園ではなかったが、案内板の説明によると、鎌倉時代の御家人の居城だったそうで、堀や・土塁・物見塚等多くの城郭関連遺構が発見されて保存されている貴重な城跡で、管理者がホームコースとしている大庭城址公園と大変似ているようだ。

深い森に囲まれており、春には桜咲く芝生公園にもなっており、散策道をジョグって回ったが、ここでも降り続く雨の中で訪れる客の姿は見られなかった。

Img_6907

園内の物見櫓跡には、家人の一族であった「東郷氏発祥地の碑」が建てられていましたが、あの海軍大将・東郷平八郎一族の発祥の地だったようです。

しばし、感慨に耽ってから東側にあるお濠の跡だったのだろうか、湿地園がありますが、雑草が生い茂っており、泥濘の道を散策してから公園を後にした。

Img_6909

新幹線を超えて藤沢市に戻る頃に、ようやく雨も上がって暑さを感じることなく、道端に咲く花々に夏の終わりを感じながら、約20KMのLSDを終えて家にたどり着いた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする