地域の中学校の合唱祭が市民会館で開催され、お招きを受けて日頃の生徒達の活動の成果を見せてもらいたいと出かけてきました。
中学校では最大の文化活動として、毎年恒例のイベントであるが、今年は久し振りに市民会館大ホールで開催されたので、早くから来賓・保護者席は満席に近い盛況でした。
今年のテーマは、『最協・最響・最強』~みんなでつくるOHBAの歌声~で、生徒達の実行委員会が中心となって、各クラス毎に協力し合い最優秀賞を目指して、特訓特訓でリハーサルを重ねてこの日を迎えたそうで、発表前の生徒達の顔には、いつもと違う気合を感じていた。
説明によると、課題曲を唄うのではなく、それぞれの選曲による自由曲により競うそうで、「マイバラード」や「虹」、「モルダウ」、「決意」など、各クラスの特徴を活かすべく選曲されたそうで、一つの目標に向けてチームワークで臨んでいたようだ。
1年生から始まり、2年生、3年生へと進んでいたが、さすがに経験がものを言ったのか、上級生の唄には素晴らしいハーモニーや迫力があり、貫録を感じるほどでした。
お昼休みには、屋外の会館前で最後のリハーサルをする光景が見られていたが、緊張感が漲っていたようだ。
3年生では、アカペラや混成三部合唱なども唄われて会場を魅了していたが、もうひとつ各クラスの指揮者やピアノ伴奏者には、男性を含む生徒達が自ら演奏しており、これにも正直驚いていた。
各クラスの演技が終了してから、先生全員による合唱が披露されて大拍手を受けていたが、そのあとには、先生方が仮装して登場しパフォーマンスが始まったのには、会場が騒然となり、きゃあ~きゃあ~と大受けとなっていた。
最後には、先生と生徒達が共演して、『会いたかった~会いたかった~・・・・会いたかった~』 と、AKB48を上回るタレント並の熱演が行われて、しばし、会場は熱狂的な雰囲気となり、アンコール騒ぎとなっていた。
最後に、審査結果が発表されて、学年毎に最優秀賞が決まると、中には感極まって涙する生徒も見られて、生徒達の絆、先生と生徒の絆を強めた合唱祭でした。