この日は、来年予定している同窓との親睦会の企画検討の情報収集と下調べの為、浅草から隅田川ライン巡りに出かけてきました。
夏の陽が容赦なく照らして残暑きびしかったが、真っ青の澄みきった青空の下でのライン巡りは、秋風を切って走る船上では暑さを忘れる程で実に爽やかなライン巡りでした。
雷門から水辺散歩しながら水辺ライン乗り場へと向かったが、吾妻橋からは対岸のアサヒビヤホールの聖火モニュメントや完成間近のスカイツリーが、青空を突き抜けるように輝いており、新しい東京の代表的な光景に魅了されていた。
浅草(二天門)乗り場で乗船して、隅田川を下り吾妻橋をくぐり、清洲橋・永代橋・勝鬨橋の三名橋などを経て夢の大橋であるレインボーブリッジを通過してお台場海浜公園まで約1時間で到着した。
これまで何年も橋を渡り、隅田川テラスなどをジョギングや散歩を経験していたが、船上から眺める岸辺や橋下の景観は、想像以上に別世界のように違ったものがあり、特に橋脚や橋桁の眺めは、驚くほどのものでした。
特に赤い橋の「吾妻橋」、アーチ橋の「駒形橋」、ライン川のケルン橋を真似た「清洲橋」、女性的な美しい橋「永代橋」、開かずの橋「勝鬨橋」、などは、構造は色合いが実に特徴的で素晴らしい美がありました。
レインボーブリッジ周辺からの晴海・豊洲エリアの摩天楼のような光景は、日本の風景とは思えないほどで、優美な曲線と直線が描くラインが摩天楼のビルの線とマッチしており、船が止まっていて欲しいと望む程でした。
お台場で折り返して帰路は、浜離宮や越中島にも立ち寄り 佃島や大川端リバーシテイなど現役時代の懐かしい風景を眺めながら浅草に丁度お昼過ぎに戻ってきたが、いつの間にか船内は満員に近い状態だった。
船を降りてからは、浅草寺や隅田公園などを散策してみたが、外観はすっかり完成しているスカイツリーはどこから見ても名実ともに東京の新しいスポットとして、君臨することを実感していた。