今週に入っても真夏日が続いているが、先日までのようなじめじめした蒸し暑さが消えて、カラッと爽やかさを感じる晴天となり、いよいよラン・シーズンが来た~と実感できる数日である。
今日は、小出川周辺から茅ヶ崎里山方面へと向かい、田園風景を楽しみながらのジョギングとなったが、周辺の田畑には収穫時期を迎えたオクラの花と実が咲き誇り、秋の色合いを感じていた。
途中、懇意にしている果樹園に立ち寄り、園内を案内されて見せてもらったが、あの藤沢生まれのぶどう「藤稔」や「竜宝」に代わって、シナノスマイルや翆峰が旬の時期を迎えているそうで、今年は水不足で苦労したそうですが、甘味の強いいい葡萄が獲れたと喜んでおられた。
今は、梨の豊水や秀玉が甘味が乗ってきて大玉の収穫が期待できると、一つ一つの玉を見せてもらいまたの訪問を約して、小出川へと走りだしていた。
まもなく樹齢100年近い木々に囲まれた古民家を改造した食事処にある「水琴窟」に寄ってみたが、手水鉢からの滴の音が実に耳障りがよく、暑さをわすれる涼しげな音色を奏でていました。
さらに、小出川沿いの田園地帯を走るが、まもなく刈入れ時を迎える稲穂が黄金色に色づいて周囲の緑と織りなすパッチワークの世界が拡がり、スズメ脅しの大砲の音が絶え間なく響き渡っていました。
茅ヶ崎里山公園へと向かう谷戸には、夏を惜しむようにひまわりの大輪が見事な姿を誇っていたが、秋空に映えて王様のように君臨しているようである。
里山公園内に入る途中に、近くの神社の神馬?が放牧されており、近づくと優しく首を振ってくれましたが、その姿が何とも神々しくその生い立ちは何だろうと聞いて見たが返事はありませんでした・・・・・
竹林を抜けて一寸峠から公園内に入り、「子どもの村」や「山頂の村」のアップダウンの遊歩道を周回していたが、園内には木陰でお昼と摂る家族連れの姿が見られ、芝生公園には秋の風が吹き爽やかさを実感していた。
公園を出て帰路には栗畑が多くありますが、着実に栗のイガイガが大きく膨らんでおり、大きな栗の樹の下には、数え切れない丸々と熟れた実が落ちており、秋の訪れを告げているようでした。
「大きな栗の樹の下で、あなたとわたし 仲良く遊びましょう・・」と懐かしい歌を口ずさみながら幼い気持ち抱きながら、秋色を満喫したジョギングでした。