スポーツの秋となり、各地で運動会が開催される季節を迎えているが、地域の社会体育振興協議会(社体協)の年間事業の一つとして、地元の小学校の運動会の前に校庭のクリーン作業を地域の協力を得て行いました。
例年は、学校施設を利用して各種活動をしているスポーツ少年団や地域団体の参加を得て実施してきたが、今年は原発事故に伴い校庭の表土の放射線量を心配する話もあり、全く放射線量の値は平常値と変わりなかったが、学校側と協議して子ども達の参加を見合わせて実施しました。
例年は、子ども達を加えて100名を超える参加者のもとで、作業を通じて日頃機会が少ない子ども達と地域との交流が行われ、且つ 子ども達が手足を汚しながら汗するクリーン作業を経験するという意義もあったのですが、今年は地域のボランテイアの方々や団体指導者のみで、予想を超える約70名の参加を得て実施となった。
作業は、主に校庭周辺の側溝の土やゴミの除去と校庭の除草作業でしたが、さすがに子ども達の作業と違って実に効率的で、周辺約300m近い側溝の土を土嚢に詰める作業は、力仕事でしたが、約2時間足らずで終了していた。
参加していただいた皆さんからは、簡単だと思っていたが、やってみると結構重労働で腰が悲鳴を上げてしまったとか、こんなに素晴らしい活動に参加してよかったとか、地元の皆さんのボランテイア活動へ賛同を得る声も聞かれていた。
一方、校庭や植込み内の除草作業もお母さん達の懸命な作業のお陰で、見違えるように綺麗な校庭になり、参加された学校側からも、今週末の運動会は子ども達の躍動溢れる走りや演技が期待できそうだと、喜んでいただきました。
全ての作業が終了して、出てきた量を確認すると、土嚢約200袋や除草のごみ袋40個で回収業者のコンテナへ積み込んだが、これがまた半端な作業ではなく、若いお父さんたちもこの重作業には、参ったようでした・・・・・本当にご苦労さまでした。
最後に、グランドのライン引きや整備を行い運動会準備を終えたが、子ども達の活躍を観に運動会への観覧を約して解散した。