藤沢市最大のイベントである「第38回 藤沢市民まつり」が、今年も藤沢駅周辺や秋葉台体育館で24~25日に盛大に開催されて、大変な賑わいでした。
今年は、東日本大地震復興支援Project として、『がんばろう日本』、『つなげよう元気のわ』をメインテーマとして、被災地の物産展や郷土芸能が披露されて、藤沢からの熱い想いを発信すべくいろいろな企画が盛り込まれ例年に無く盛り上がりを見せていたようだ。
特に注目された企画では、13年ぶりに復活した「皇大神宮の人形山車」のパレードや、いわき市からやってきた「フラガール」、岩手県南部鉄大鍋の「いも煮振る舞い」などには、大勢の市民が集まり、身動きが取れないほどの賑わいでした。
また、藤沢名物「藤沢宿・遊行の盆」の2ndバージョンの「遊行ばやしコンテスト」が、市民まつりの前夜祭として遊行通りで行われ、23の参加連が参加して、踊りや衣装、パフォーマンスを競われていた。
我が家族も常連の参加連として華やかな衣装で参加していたので、この日の東京でのスケッチを終えて、駆けつけてきました。
参加連には、大学チームやジュニアチーム、中年男性チーム、中年女性チームなど工夫を凝らした衣装に身を包み、「遊行ばやし」を披露していたが、観衆から黄色い声も飛び、どの参加連も見事な踊りを演じていた。
我がご近所チームは、今年もパフォーマンス賞を獲得して喜んでいました。
2日目の最大の呼び物は、駅周辺に繰り出す大パレードで、今年は、皇大神宮の9台の人形山車が13年ぶりに登場する他、神輿や流し踊り、マーチングバンドなどの音楽隊などが、藤沢駅北口柳通り・銀座通りを練り歩き熱狂的なファンで、駅周辺は大混雑でした。
パレードのトップに皇大神宮の9台の人形山車が登場した時には、大観衆から拍手で迎えられたが、伝統ある精巧な彫りの山車には神武天皇や源義経など歴史上の人物の人形が見下ろしており、藤沢自慢の風物である。
大パレードでは、消防音楽隊や米軍第七艦隊、湘南台高校吹奏学部(ホワイトシューテイング・スターズ)など、マーチングバンドやバトンの行進から始まり、囃子保存会や各町内会の踊りや神輿が続き、約7000人のパレードが続いていました。
特に、湘南台高校のホワイトシューテイング・スターズは、「全国高等学校マーチングバンド」全国大会で、6年連続金賞を獲得している、全国一の吹奏学部で、その勇壮な行進や演奏には、何度見ても惚れ惚れする見事な行進で他を圧倒するものでした。
被災地との絆を強める「南部鉄大鍋いも煮汁」なども、大変な人気だったようだが、各会場への移動が余りの混雑で身動きが取れず、諦めてパレードを見て家路に着いた。