575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

女の正月?   鳥野

2009年01月13日 | Weblog
あれよあれよと言う間もなく、旬日が過ぎ、締めくくりのように15日の「小正月」がやってきます。

またの呼び名は「女正月」。年末から年始にかけて、大忙しでお疲れの女性、つまりカアチャンの奮闘を労う日。
江戸時代後期に始まったとされています。

この日だけは女性の天下、里帰りするもよし、友達同士で集まるもよし。ところによっては家事の一切を男が引き受けて、女を台所にも入れないそうです。

たった一日だけの女正月だって?、「そんなの、おかしいよ。好きな日、好きな時に正月やってるのに・・」
 ひがむな男たち。怨みの句でも詠いながら、さて、後片付けが待っていますよ。

  ・ あたたかく暮れて月夜や小正月 岡本圭岳
コメント
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