猫の絵と俳句と文の一冊「あちこち草子」のなかの一句。
「猫の好みの場所も、玄関の三和土から、庭がよく見渡せる
二階の出窓へと変わり、ようやく本物の秋が訪れたことを
確信する。・・・
人は誕生した季節が一番身に沿うものだという一文を読み、
私を含めた秋生まれたちは深く頷くことだろう。
風の感触も、花の匂いも、まるでわが事のように誇らしい。・・・」
と、いう随想に、ガラス戸越しにこちらを見ている猫のイラスト。
そしてこの一句。
なかなかオシャレな本です。
次の句会に「十」という宿題を出したせいか、
「十」の含まれた句に目が行ってしまいます。
子供の頃、屋根に梯子をかけて上ったたことを思い出しました。
梯子の先が空に突き出ています。
そのまま上っていったら空に行けそう・・・
いや、梯子を伝って空から誰か降りてくるかも。
そんな楽しい句です。
遅足
「猫の好みの場所も、玄関の三和土から、庭がよく見渡せる
二階の出窓へと変わり、ようやく本物の秋が訪れたことを
確信する。・・・
人は誕生した季節が一番身に沿うものだという一文を読み、
私を含めた秋生まれたちは深く頷くことだろう。
風の感触も、花の匂いも、まるでわが事のように誇らしい。・・・」
と、いう随想に、ガラス戸越しにこちらを見ている猫のイラスト。
そしてこの一句。
なかなかオシャレな本です。
次の句会に「十」という宿題を出したせいか、
「十」の含まれた句に目が行ってしまいます。
子供の頃、屋根に梯子をかけて上ったたことを思い出しました。
梯子の先が空に突き出ています。
そのまま上っていったら空に行けそう・・・
いや、梯子を伝って空から誰か降りてくるかも。
そんな楽しい句です。
遅足