☆静苛・「十」という宿題に、キチンと十という数字そのものを
詠いこんでいる点を評価。
しかし、この十、二十は何を意味しているのだろうか?
☆能登・秋の夕暮れ、なつかしいおにごっこ。その子たちはいまどこに?
「十・・二十・・・」と数える。「もういいかい?」「もういいよ」
目をつむると・・・子供の頃に遊んだかくれんぼが脳裏に。
友達は散り散りになって隠れる。
そういえば、あの子にはもう久しく会っていない。
どこへ行ったのだろう?どこでどうして居るのだろうか・・・
最後に置かれた、秋、という季語が効いていますね。
夕暮れのかくれんぼは、神隠しにあうから禁止されていたとか。
消息不明の友人、神隠しにあったのかも・・・
かくれんぼで鬼になった時、目をつむり、幾つ数えたのかな?
百だったかな?
十、数えるのに「ダルマサンガコロンダ」と言い、
これを十回で、百、数えたことにしていたのを、思い出しました。
なぜか秋の夕暮れがくっついてくるのですが・・・(遅足)