575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

コスモスや風がくすぐるみぎひだり    郁子

2011年10月02日 | Weblog
☆朱露 
    「くすぐるみぎひだり」のひらがなが上手い。
☆智恵 
    「くすぐる」「みぎひだり」どちらにも、可憐さを感じます。
☆麗子 
    「くすぐる」という表現と「みぎひだり」のひらがなが新鮮でした。
    よるべないコスモスのそよぎがよく表現されていると思いました。
☆亜子 
    コスモスは風と縁が深い。私も風のコスモスを詠んだが、
    そうした句の中で、くすぐる、という表現にひかれた。
☆晴代 
    コスモスにはなんといっても風が似合います。

遅足の感想
    みなさんのご指摘の通り「くすぐるみぎひだり」
    という表現がユニークです。
    小さな子供と遊ぶ時に、腋の下に手を入れて「コチョコチョ」と
    擽ったことを思い出しました。
    2、3回もすると、「コチョコチョ」というだけで、
    擽ったそうに逃げていきました。
    良い句ですね。


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秋の雲多米上空を浜名湖へ    朱露

2011年10月02日 | Weblog
    横須賀・名古屋・豊橋と流浪した。
    豊橋もいささか広くて東端の多米。
    多米もいささか広く赤岩寺の門前。
    源頼朝が歩いた鎌倉街道の道端だ。

              



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